化粧品・食品・医薬品での製剤化に活用できる植物由来原料を用いたオイルゲルの物性制御技術とトラブル解決方法
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学反応・プロセス 化粧品・医薬部外品技術 食品加工 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
各種ゲル化剤がオイルをゲル化する仕組みとゲル物性の制御方法とは?
ゲル化剤のオール植物化の課題と油性ゲル製品のトラブルとその対応は?
セミナー講師
柴田 雅史 先生 東京工科大学 応用生物学部 教授 博士(工学)
■主経歴
1989-2008 花王(株) 研究所勤務
化粧品の開発基礎研究を担当
2008-2011 東京工科大学 応用生物学部 准教授
2011- 東京工科大学 応用生物学部 教授
化粧品製剤技術に関する教育・研究を担当
■専門分野・研究
コロイド界面化学、化粧品科学
■本テーマ関連の学会・協会等での活動
色材協会 理事
日本工学会 フェロー
日本化学会 コロイド界面部会 編集委員
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
従来から植物由来原料が主流であった食品や医薬品分野だけでなく、化粧品製品においても石油由来原料から植物由来原料への変更が強く求められている。そして従来原料からの単純な置き換えが難しい原料の一つとして、オイルをスティック状にゲル化する際に用いられるワックスが挙げられる。
本講演では、各種ゲル化剤がオイルをゲル化する仕組みとゲル物性の制御方法について解説をおこなう。そしてオイルゲル化において植物ワックスへの置き換えが難しい理由と植物ワックス使用において起こりがちな課題を明らかにし、その解決方法の提言をおこなう。
習得できる知識
・化粧品製造における植物ワックス使用の課題が明らかになり、処方作成時の原料選択の手がかりが得られる。
・植物ワックスに限らず、オイルゲル化剤全般の化粧品・食品・医薬品製品での使用方法を知ることができる。
・化粧品・食品・医薬品製品での、植物ワックスやゲル化剤が原因となる品質トラブルの予想と回避が
できるようになる。
・オイルゲル化用植物ワックスの、今後の改良の方針が明らかになる。
セミナープログラム
1.オイルゲルの基本、ゲルとはなんだ?
・オイルゲルはどのようなところで使われているか
・水性ゲルとオイルゲルの違い
・オイルをゲル化・増粘する機構
2.ゲル化剤の種類とその性質
・透明でプルプルのゲルを作る(オルガノゲル化剤)
・無機物質でのゲル化(微粒子ゲル化剤)
・スティック状のゲルを作る(ワックス)
3.ゲルの物性を制御する技術
・オイルの種類とゲルの物性の関係
・ゲル化剤の混合によるゲル物性の変化
4.ゲル化剤のオール植物化の課題
・オルガノゲル化剤の硬度制御、経時変化
・植物ワックスでスティック用に適したもの、適さないもの
・植物ワックスのゲルの硬度を上昇させる方法
5.油性ゲル製品のトラブルとその対応(植物由来以外のものも含む)
・なぜオイルは分離してしまう(離漿、発汗)
・どういうゲル化剤で結晶が分離してくるのか(ブルーミング)
・製造条件の差はゲル物性に変化を与えるか
・ほんの少しの共存物質が悲劇を呼ぶ
(質疑応答)