本当の公差設計を学びたい若手技術者・管理者必見!教科書にはない“公差設計実践ノウハウ”【演習付き】
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 高分子・樹脂加工/成形 機械設計 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
公差設計の常識/概念が変わる教科書では教えてくれない公差設計実践 好評の前回内容をブラッシュアップして開催!
セミナー講師
中出 義幸 先生
Nakadeメソッド研究所 代表/トヨタ自動車認定 DRBFM A級エキスパート/京都府中小企業特別技術指導員
■ご略歴
パナソニック(株)にて車載電装品の開発を26年間担当。
複雑な構造、回路設計習得とハンドル周辺の操作ユニットの製品開発とマネジメントに従事。
その経験を基に10年間、品質問題未然防止を主管。
2013年 トヨタ自動車(株)DRBFM A級エキスパート認定
2014年 社長賞受賞
2015年 パナソニック早期退職、設計品質コンサルとして起業
2018年 Nakadeメソッド研究所 設立
■専門および得意な分野・研究
①車載電装品開発力/公差設計力
特許出願143件、登録件数国内67件、海外登録件数29件
②事業化推進力
コンセプト提案力を有し、ハンドルスイッチ等の商品提案と事業化経験を持つ。
③創造的品質問題未然防止手法
トヨタ自動車(株)DRBFMのA級エキスパート認定を世界で10人目に取得。
B級エキスパート9名を認定指導。
独自に「Nakadeメゾット」を考案、高効率の品質問題未然防止力を持つ。
セミナー受講料
1名48,400円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき37,400円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。 - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。 - 本講座は質疑応答等講演の要所で受講生側のカメラ・マイクをオンにいたします。
カメラ・マイクの利用が難しい方などは事前にご相談ください。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
公差設計は設計そのものですが、実は教科書にはない絶対的なノウハウがあります。それは、ものづくりを熟知した設計をすることに他なりません。多くの設計者は、ものづくりを理解しないまま、巷(ちまた)で教えられている確率論を取り入れて、その結果、土壇場で設計変更を余儀なくされています。確率論は構造設計には役に立たないのです。また幾何公差も結果論であり、架空線/点の設定を含めて、実際の設計現場は確率論や幾何公差では問題解決しないのです。
本セミナーでは、現場を知り尽くした品質問題未然防止にも精通したベテラン講師が "本当に使える設計者のスキルアップに直結する設計ノウハウ“について、①公差をどう決めるのか ②設計基準と金型構造、樹脂成形、材料特性を理解することの大切さを、車のリコール経験談など具体的な事例を交えて分かりやすくお伝えします。
本セミナーを受講することで、若手技術者でも公差設計の全体像が理解できるようになり、設計が楽しくて迷いがなくなります。
受講対象・レベル
・20~30代の若手技術者、管理者
・技術管理部門
・品質管理、生産・製造技術者
習得できる知識
①公差設計理論と公差解析法
②構造設計に必要な樹脂成形と金型知識
③正しい公差設計の進め方と設計ノウハウ
セミナープログラム
Ⅰ.課題・理論
0.セミナーへの思い
1.はじめに
1-1.公差設計に確率論適用は間違い!
1-2.ゼロ・ディフェクト思考
1-3.公差設計の現状
2.現状の課題とセミナーのねらい
2-1.現状の課題
2-2.セミナーのねらい
3.公差設計と公差解析
3-1.公差概論
3-2.公差解析の必要性
3-3.公差の種類
3-4.公差のJIS規格
3-5.形状公差:幾何公差記号
3-6.サイズ公差と幾何公差の違い
3-7.公差解析法
3-8.公差解析の計算例
3-9.確率法の成立要件
(理解度チェック)
Ⅱ.設計・もの造り
4.公差を決める設計プロセス
4-1.構想設計~金型~成形、製品完成まで
4-2.モノ造りでのバラツキの配慮
4-3.樹脂の成形収縮率
4-4.公差設計での樹脂の使いこなし!
リコール事故事例とその対処法
接点技術、ABS、PBT、PP樹脂
(理解度チェック)
5.金型構造と射出成形機
5-1.金型の基本構造
5-2.樹脂射出成形プロセス
5-3.射出成形金型の基本機能
6.樹脂成形での配慮すべき公差設計のポイント
6-1.成形不具合とその対策形状
6-2.公差を考慮した樹脂別推奨肉厚
6-3.公差上配慮すべき金型設計内容
6-4.設計者が一番知りたいこと!!!
公差値設定のポイント!
(理解度チェック)
Ⅲ.実践・演習
7.公差設計の勘所!…演習あり
設計は積上げ公差で行え! K・S・D(経験とセンスと度胸)
設計者として押さえておきたいノウハウ5事例!
7-1.プッシュボタン構造設計
7-2.プリント基板の位置決め設計
7-3.樹脂筐体にブラケット固定設計
7-4.プッシュ操作スイッチ構造設計
7-5.CAD図での架空点/線 対処法
(理解度チェック)
8.公差設計実践…2Stepの勧め
Step1:設計時…最悪公差で構造考案
Step2:量産後…確率法で寸法管理
9.おわりに
講師から設計者への手紙
<質疑応答>
■必要なもの
関数電卓(ルート計算ができればスマホなどでも可)、定規
★簡単な演習を行います。