自動車及びモビリティのカーボンニュートラル(CN) の課題と対応 【第2部】自動車を取り巻く環境変化

11,000 円(税込)

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開催日 オンデマンド
収録時間 82分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード 自動車技術   地球温暖化対策技術   SDGs
開催エリア 全国

【大好評のシリーズ2023年最新版!】自動車2020~2050『どうなる?どうする?』新収録にてアップデート

温室効果ガス、大気汚染など地球環境問題の現状と、技術開発やSDGs・ESGの取組みなど人類社会の対応を詳解

自動車開発と技術戦略に長年携わってきた講師が、豊富な視覚資料で解説自動車関連業界の方のみならず、地球環境問題の知識・見識を深めたい技術者・ビジネスパーソンに広くお勧めしたいセミナーです!

このページは 自動車及びモビリティのカーボンニュートラル(CN) の課題と対応 第2部 自動車を取り巻く環境変化 を単独で受講される方のお申込みページです全編一括もしくは他の回の受講を希望される方はそれぞれのページからお申込みください。

セミナー講師

前田 義男 氏早稲田大学 次世代自動車研究機構 招聘研究員

専門分野:内燃機関、エネルギー

略歴: 北海道大学 工学部 機械工学科卒 日産ディーゼル工業 機関設計部 本田技術研究所 主任研究員(エンジン研究・開発、研究戦略企画) Honda R&D Americas Ohio R&D Center Chief Engineer(エンジン研究統括) 本田技術研究所 先行開発部門 マネージャー 北海道大学、東北大学、岡山大学、日本大学生産工学部:非常勤講師

所属学会:自動車技術会、SAE(米国自動車学会)、エネルギー資源学会

業績:自動車技術会フェロー、同 フェローエンジニア(熱機関・研究開発)

セミナー受講料

11,000円(税込)

ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はPDFで配布いたします。
  • このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。質問方法はプロフィール内にあります専門家の「コーディネーター」に問合せからお願い致します。

セミナー趣旨

 カーボンニュートラルに向けた世界と日本の最新動向をはじめ、「CASE」「MaaS」の更なる進展、コロナ禍やウクライナ侵攻の影響など新たな情報を織込み、自動車の「いま」と「これから」を全編新収録でお届けする2023年最新版シリーズセミナーです。

 第1部では現状の自動車産業の状況や開発への取り組みのお話でしたが、 第2部では、近年、自動車を含むモビリティ産業は気候変動対応で取り巻く環境はカーボンニュートラルに向けて大きく変化をしていたところ、昨年、今年とコロナパンデミックやロシアのウクライナ軍事侵攻等の影響で社会の状況にも大な影響が在り、自動車を取り巻く状況も変化している事を説明します。 今回のセミナーを通じて、これらの状況を俯瞰的に捉えていただき、皆さんの自動車関連の業務に対して社会の変化がモビリティシステムとどのように関係しているのかを理解していただきたい。

受講対象・レベル

  • 【第1部】を受講した方、及びモビリティ関連産業に従事する中堅技術者でモビリティを取り巻く長期戦略検討のための参考情報を得たい方

セミナープログラム

1)社会の動向

新技術開発、エネルギーに関するESG投資動向国連持続可能な開発目標 (SDGs)日本のSDGsの達成度評価・「持続可能な開発目標(SDGs)報告2022」COVID19 によるモビリティ利用意識の変化COVID-19 のグローバルサプライチェーンへの影響ポストコロナの企業経営で重視した項目の地域別特徴ロシアのウクライナ軍事侵攻の影響・ロシアのウクライナ軍事侵攻の商品価格への影響・世界の経営者が考える世界経済に対してのリスク要因の変化・ロシアの輸出入とエネルギー輸出の状況・ウクライナへの軍事侵攻に対する各国の制裁・G7各国の1次エネルギーロシア依存度・ロシア産化石燃料依存からの脱却計画「リパワーEU」・日本の石油・天然ガス・石炭輸入のロシア依存度・ロシアが高いシェアを占める資源・制裁によって変化したロシア原油貿易・2019年から22年(推定)への燃料供給への投資の変化・ウクライナ軍事侵攻のエネルギー・温暖化対応への影響

2)地球温暖化抑制

世界の異常気象とその影響世界の異常気象と平均気温及び海洋貯熱量の変化IPCCの6次報告・IPCC6次報告の1.5℃目標のシナリオの予測地球全体の温室効果ガス排出状況各GHGの長期温暖化影響農業セクターの寄与が大きい温室効果ガス メタン世界の温室効果ガス(GHG)排出の推移 (1970-2020)エネルギーシステム以外からのGHG排出予測地球規模の炭素循環の概念図Negative Emission Technologies (NETs)現在実証中のDAC システムの例陸上CO2除去技術の比較海洋利用のNET

3)カーボンニュートラルをめぐる世界の動き

カーボンニュートラル(CN)を宣言する国の増加COP26の成果:グラスゴー気候合意・COP26のグラスゴー合意の2030年目標IEAがNZEシナリオで提唱する2050年CN達成のロードマップ・IEAはNZEシナリオでCN達成時期を20年前倒しカーボンニュートラルに向けた各国の政策の方向性各国のグリーン分野への投資内容自動車に関係した日欧CN政策比較各自動車OEM首脳のカーボンニュートラルへのコメントIEAシナリオでの2030年までのクリーンエネルギーおよび関連分野での雇用変化予測

4)LCA(CNに向けたGHG算出基準の検討)

EUグリーンディールとFit for 55パッケージの中でのLCAクルマに関するCO2排出量 (T2W, W2W, LCA)自動車のLCA GHG削減への取り組み (欧州脱炭素製鉄の例)発電方式別LCA GHG排出量EVを充電する電力で変わるEVのLCA (VOLVO試算の例)LCA検討の例:一般的なタンパク質と野菜の温室効果ガスLCA

5)大気質の課題

地球のエアロゾル粒子状物質の分布状況欧州RDEの背景今後の各国LDV排出ガス規制導入予定RDE (Real world Driving Emission)未規制物質の課題エネルギー起源の大気汚染物質の課題・EVの上流EM (発電所のE/M)新興国の大気質の問題