Beyond5G/6Gを見据えたテラヘルツ波の基礎と産業応用指針<東京会場セミナー>

・【テラヘルツ波】を体系的に解説!
・Beyond 5G/6Gをはじめとした、応用の現実性は?
 (お待たせ致しました。会場でのセミナーです)

セミナー趣旨

  光波と電波の境界に位置し、両者の特性を併せ持つテラヘルツ波は、これまで利用されてきた電磁波と異なるユニークな特徴を多く有しています。近年、様々なテラヘルツ装置が市販され、各種ユーザーの応用展開や企業の新事業展開への環境が整備されつつあります。本講演では、テラヘルツ計測を、基礎と応用の両側面から取り上げ、その可能性について説明します。特に今回は近年更なる注目を集めるBeyond 5G/6G(次世代情報通信)への応用についても詳しく述べます。
  尚、今回は3年ぶりの会場対面セミナーとなります。名刺交換や個別的な質問・相談にも時間の許す限り応じたいと思います。

習得できる知識

・テラヘルツ波の基礎知識、基本的特性
・テラヘルツ波計測装置の原理、構造
・テラヘルツ波の各種応用事例(情報通信分野、バイオ分野など)

セミナープログラム

1 テラヘルツ波の基礎
   1-1 テラヘルツ波とは
  波長と周波数
  歴史
  3つの技術的課題と解決への方策
  物質との相互作用
  テラヘルツ・テクノロジー:10大戦略/市場規模
  テラヘルツ波で何が出来るのか? ―4つの応用分野―
  非科学的テラヘルツグッズ
   1-2 テラヘルツ光源
  テラヘルツパルス波とCWテラヘルツ波
  光伝導アンテナの原理と特徴
  非線形光学結晶(光整流)の原理と特徴
  周波数逓器の原理と特徴
  フォトミキシング(光混合)の原理と特徴
  量子カスケードレーザーの原理と特徴
   1-3 テラヘルツ検出技術
  光伝導アンテナ検出の原理と特徴
  自由空間電気光学サンプリング(電気光学結晶)の原理と特徴
  ゴーレイセルの原理と特徴
  焦電型検出器の原理と特徴
  テラヘルツ・カメラの原理と特徴と計測例
   1-4 テラヘルツ光学素子
  ミラー
  レンズ
  アッテネーター
  フィルター
  ビームスプリッター
  ファイバー
  偏光子
  時間遅延ステージ
   1-5 テラヘルツ分光装置
  ポンプ・プローブ法の原理と特徴
  テラヘルツ時間領域分光法の原理と特徴
  テラヘルツ周波数領域分光法の原理と特徴
  市販装置の特徴・比較
   1-6 テラヘルツイメージング装置 ―各装置の特徴・メリット・デメリット―
  点走査型イメージング
  リアルタイム2次元イメージング
  透過イメージング
  断層イメージング
  分光イメージング
    3次元イメージング
2 テラヘルツ波の応用・可能性
   2-1 Beyond 5G/6Gを含む情報通信分野での応用研究事例と今後の可能性
  移動通信における技術とサービスの進化:1Gから5G、6Gまでの流れ
  第5世代移動通信システム(5G)の主要性能・特徴
  Beyond 5G/6Gに求められる機能等
  2030年代に期待される社会像:Society 5.0へ
  大容量無線通信:クラウドサーバー等、近接無線で瞬時に転送
  中距離無線通信:ビル間無線通信、遠隔医療、災害復旧、放送利用等
  近距離/近接無線通信:音楽、映画、アプリ等
  中距離無線通信における実際の装置概要
  Beyond 5G/6Gに向けたオール光型テラヘルツ通信技術の開発と応用:
      エレクトロニクスの限界を超えたパラダイムシフト
   2-2 バイオメディカル分野での応用事例と今後の可能性
  水と分子の水素結合相互作用(水とタンパク質の相互作用)
  植物(葉脈の微量水分測定)
  ガン診断(ブドウ糖代謝の違いを利用する方法、ガン組織の分光イメージによる判別)
  皮膚(角質層の水分量、皮膚ガンの透過イメージ)
  歯牙(透過および断層イメージング)
  髪の毛(乾燥過程の分光イメージ、含水量の推定)
  医薬品(医薬錠剤の結晶フォノン振動)
  ビタミン、タンパク質、DNA(ラベルフリー診断、DNAおよびRNA塩基の分析)
   2-3 非破壊検査分野での応用事例と今後の可能性
  半導体(半導体パッケージの非破壊検査、基板のキャリア濃度分布)
  スペースシャトル(外壁パネル、燃料タンク、錠薬のコーティング)
  ソフトマテリアル(ゴム、ポリマーの評価:重合化、吸湿、劣化など)
  塗装膜(自動車、膜厚測定、膜厚ムラ計測、剥離、乾燥状態モニタリング)
  食品(乾燥食品の検査、インスタントコーヒーの含水状態)
  文化財(木工接着剤の乾燥・硬化状態)
   2-4 セキュリティ分野での応用事例と今後の可能性
  違法薬物(テラヘルツ指紋スペクトル、封筒中の違法薬物の非開封検査)
  ボディスキャナー(空港ゲート等にてテロ対策として、凶器の確認・発見)
  爆薬(テラヘルツ指紋スペクトル)
   2-5 リモートセンシングでの応用事例と今後の可能性
  ガス分析(エアロゾル混在ガスのセンシング、災害現場での状況把握・レスキュー、テラヘルツガス分光の特徴)
  レーダー(次世代車載レーダー:THzパルスの活用、戦闘機での先行研究事例)
   2-6 まとめ
  テラヘルツ技術の課題:主に4点
    テラヘルツ技術の今後:10年後を見据えて
   <質疑応答・名刺交換・個別相談>


※セミナー終了後のみならず、開始前や休憩時間等、可能な範囲で応じたいと思います。


■受講者の声
「テラヘルツの可能性の調査目的で参加しました。大変勉強になりました」(新技術調査および事業化)
「今後伸びる分野・市場・応用の情報を知りたくて受講。有益でした」(営業)
「丁寧な説明で分かりやすかったです」(研究開発)
「貴重なテラヘルツ波の情報を入手したくて参加。特に次世代通信技術への応用に興味を持ちました」(研究開発)
「テラヘルツ分光装置の仕組みなど理解が深まりました。ありがとうございます」(技術開発)
「セミナーの時間配分も丁度良かったです。テラヘルツの応用可能性の部分が大変面白かったです。また個別の
   相談にも応じて頂きありがとうございます」(開発・設計/新技術の自社製品への取り込み)

セミナー講師

 安井 武史 先生   徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所 所長 教授 副理事 博士(工学)・博士(医学)

■講師紹介
1997年徳島大学大学院工学研究科(博士後期課程)修了、博士(工学)。通産省工業技術院計量研究所・博士研究員、
大阪大学大学院基礎工学研究科・助手(助教)を経て、2010年徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部教授、
2019年より現職。
大阪大学、仏ボルドー第1大学、仏リトラル・コート・ド・パール大学の各招聘教授。
2013年、奈良県立医科大学・論文博士(医学)。
専門は、テラヘルツ計測、光コム、非線形光学顕微鏡、レーザー制御。

セミナー受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 感染拡大防止対策にご協力下さい。
  • セミナー会場での現金支払いを休止しております。
  • 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
  • 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
  • 希望者は講師との名刺交換が可能です。
  • 録音・録画行為は固くお断り致します。
  • 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
  • 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
    場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)

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