2020年HACCP義務化対応セミナー入門編
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 食品加工 HACCP 安全規格 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
来年のHACCP義務化へ向け、今何をすべきか
食品に関わる企業の方必見のセミナーです!
セミナー講師
関西大学 化学生命工学部 特任教授 広田 鉄磨 先生
1979年 ネスレ日本就職。製造と開発部門を歴任。
1999〜2001年 ネスレグローバルスタッフとして
アメリカオハイオ州のR&Dでプロジェクトマネジャー
2001〜2005年 ネスレグローバルスタッフとしてシンガポールR&Dで熱殺菌マネージャー
2005〜2010年 ネスレグローバルスタッフとしてシンガポール品質保証センターで
ISO22000(のちにGFSI承認規格)導入支援マネージャー
2010〜2015年 ネスレ日本にもどり 品質保証部で二者監査、品質保証システムの構築・維持
2015年〜関西大学 化学生命工学部 特任教授 食品安全、リスクマネジメントなどを担当
■専門・得意分野
・食品安全とくにHACCP及び食品安全マネジメントシステム
・食品安全を啓蒙する団体 (一社)食品品質プロフェッショナルズを結成し代表理事を務める
・経営と一体となった経営支援のための食品安全、経営全体からみたリスクマネジメントとして
HACCP/食品安全マネジメントシステムという立ち位置をとった理論展開に定評がある
セミナー受講料
『HACCP入門編(9月10日)』のみのお申込みの場合
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料、昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円
『HACCP実務編(9月11日)』と合わせてお申込みの場合
(同じ会社の違う方でも可。※二日目の参加者を備考欄に記載下さい。)
1名71,280円(税込(消費税8%)、資料、昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき60,480円
⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
備考欄に「実務編とセットで申し込み」とご記入ください。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー趣旨
2020年のHACCP制度化を受けて業界ではHACCPの導入に余念がないように見えるが、
誤解に基づいた有効性には疑問符がつくHACCPが目立っている。経営資源を投入して
構築するHACCPであればそこにはかならず費用対効果の検討がしっかりと
なされるものでなければならない。この講演では 投資に見合う成果をいかに上げていくのか
受講の方々に指針を提供することを主眼としている。
習得できる知識
・有効性のあるHACCPとはどのようなものかの理解
・自社で展開すべきHACCPは費用対効果の面から
適合性確認であるべきか、認証であるべきかの理解
・人材育成は最大の難関であるが、それこそが最大の効果を上げるものであることの理解
セミナープログラム
1 なぜHACCPをやらないといけないのか
1.1 日本の食品安全は巷間で信じられているほど立派なものではな い
1.2 過去の日本におけるHACCP導入の試みは全て失敗に終わった
1.3 そして後のないトライとしての今回の制度化
2 HACCPには 適合性確認でカバーできるものと認証によるもの がある
2.1 適合性確認と認証の差
2.2 自主的な適合性確認か、監査会社(または行政)による適合性確認か、
認証会社による認証(ISO22000、SQF 、FSSC22000など)か?
それぞれにかかる費用と費用対効果の比較、自分の事業所ではどれがいいのかの議論
3 適合性確認または認証に向かっていくとして、準備段階で必要とされる資源
3.1 人的資源
3.2 設備
3.3 資金
4 何が適合性確認・認証取得の成否を分けるか
4.1 準備の進め方
4.2 コンサル、監査会社・認証会社の選び方
5 一般的なHACCPであれ、適合性確認であれ、ISO22000、SQF 、
FSSC22000など認証であれ、一番難しいのが危害要因分析
5.1 危害要因分析の失敗例
5.2 ビジュアライゼーションという考え方の紹介
6 何が適合性確認・認証の有効性確保の成否を分けるか
6.1 有効性をどこに求めるか
6.2 費用対効果を何に求めるか
6.3 費用対効果をどう計測するか
7 最後は やはり人
7.1 素養
7.2 研修:各研修機関・コースの大まかな評価
7.3 経営陣の人材育成への支援