失敗学セミナー実践コース

37,800 円(税込)

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開催日 9:20 ~ 18:00 
締めきりました
主催者 (一財)日本科学技術連盟
キーワード ヒューマンエラー   技術マネジメント総合   品質マネジメント総合
開催エリア 東京都
開催場所 【杉並区】日科技連 東高円寺ビル
交通 【地下鉄】東高円寺駅

【3月・東京開催】

今までの原因分析と対策は間違っていた!

 様々な失敗や不具合、トラブルに対し、その解決策・未然防止策の一つとして注目されているのが、畑村洋太郎氏(東京大学名誉教授)の提唱された「失敗学」です。

 日科技連では、2007年に畑村氏と共に研究されてきた濱口哲也氏(東京大学大学院特任教授)を講師として「失敗学と創造学セミナー」を開設いたしました。同コースは、失敗学の思考法が学べる講座として過去累積2,000名を超える参加者を誇る人気コースとなりました。

 一方、その間に、失敗学の思考法に賛同された企業・組織からの相談を受けて、濱口氏は様々な企業のトラブル事例分析の指導を実践されてきました。そして、指導を行う中で「多くの企業・組織において失敗分析がしっかりできていない」という実態がわかりました。

 多くの企業において「なぜなぜ分析」をはじめとした分析手法を活用してはいるものの、「起こった後だから言える対策」と「それを反転した原因分析」になってしまっているのです。たとえば「マニュアルがなかったのが原因である」「チェックリストがなかったのが原因である」「ルール化していなかったのが原因である」という根本原因と称する文言を並べ、その対策は「マニュアルを整備せよ」「チェックリストを作成せよ」「ルール化せよ」といった具合でした。つまり、マニュアルを作るという対策が先に頭に浮かび、そのマニュアルができていなかったことが原因であると、対策を反転して原因へと持ってくるパターンがほとんどだったのです。これでは完全に結果から原因へのすり替えであり、結果論です。結果論はリアルタイムで行動している人には全く役に立たず、いつまでも失敗が起こり続けてしまうのです。
 
 そして、指導企業に対して、どのように指導したら理解してもらえるのか、どのように伝えたらより伝わるのかを常に考え、その結果を濱口氏は「失敗学セミナー実践コース」にまとめました。

 本セミナーは、しっかりとした事例分析と、再発防止のみならず未然防止につなげられるようになりたい全ての方におすすめのセミナーです。

日時

2018年3月6日(火) 9:20~18:00 【1日間コース】

講師

濱口 哲也 氏 (東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻特任教授 、(株)濱口企画代表取締役)

参加費

本コース開講記念のため、特別料金にて参加費を設定しております。この機会にぜひご参加ください。
37,800 円(一般)/ 32,400 円(会員) *2017年度第1回に限り

 参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。
 またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。

特徴

● 失敗学の思考法を職場で実践するための具体的なアプローチ方法について学ぶことができます。
● 講師と参加者の方々との対話を重視した講義と、様々な事例紹介を通じて体験的かつ具体的に学ぶことができます。

対象

・失敗学の思考法を実践したいすべての方々、再発防止・未然防止を図りたい全ての方々(業種・職種は不問)。 ・「失敗学と創造学セミナー」を受講し、失敗学の思考法の基礎知識を有している方の参加がより望ましく、教育効果は向上します。

カリキュラム

1日コース

第1日 9:20~18:00
■午前
失敗を分析するうえでの重要な基本的考え
失敗学のエッセンス

■午後
失敗の構造と分析方法
再発防止と未然防止のフレームワーク