自動車における騒音・振動の原理と対策技術

54,780 円(税込)

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開催日 9:55 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社ジャパンマーケティングサーベイ
キーワード 機械技術一般   機械設計   自動車技術
開催エリア 全国
開催場所 Webセミナー(Zoomウェビナーによるライブ配信)

自動車における騒音・振動発生の原理/メカニズムと、対策事例/対策における材料技術について詳細に解説していただきます。

セミナー講師

群馬大学 大学院 理工学府 非常勤講師兼研究員 次世代EV研究会幹事
松村 修二 氏  

工学院大学 工学部 機械工学科 教授
山本 崇史 氏

セミナー受講料

1名様 54,780円(税込) テキストを含む

セミナープログラム

10:00~12:50 

1. 自動車の騒音振動発生メカニズムと対策事例
群馬大学  松村 修二 氏 

 自動車は振動騒音のデパートと言われており対策しなければならない多くの現象があります。それらの振動騒音現象について全般的な概要を解説し、その中からいくつかの代表的な対策事例を紹介します。さらに振動騒音の世界は感覚と異なった現象も多くあり、間違いやすい対策技術の例をあげながら理論的考察をします。 

 1.自動車の振動騒音現象 
  1-1 自動車の主な振動騒音源 
  1-2 自動車の主な振動現象 
  1-3 自動車の主な騒音現象 
 2.振動騒音の対策事例 
  2-1 ロードノイズ 
  2-2 排気騒音 
  2-3 流体騒音 
 3.現場で役立つ振動解析の基礎 
  3-1 間違いやすい振動知識 
  3-2 間違いやすい音響知識

12:50~13:40 休憩時間

13:40~16:30

2. 騒音・振動対策における材料技術
工学院大学 山本 崇史 氏

 振動や騒音の低減対策に遮音材料や吸音材料が多用されています。本セミナーでは、それらの性能を予測する手法と高性能化に対する基本的な考え方を紹介いたします。また、吸音材の性能指標である吸音率を材料の微視構造モデルから予測する手法を紹介します。これにより材料レベルでの高性能化が検討できます。

 1.遮音材料による騒音低減 
  1.1 透過損失と挿入損失 
  1.2 二重壁による性能向上と共鳴透過による性能低下 
  1.3 有限要素法による透過損失の予測 
 2.吸音材料による騒音低減 
  2.1 吸音率とその測定方法 
  2.2 Biotモデルによる吸音率の予測 
  2.3 微細空間における吸音 
 3.均質化法による吸音材料の設計 
  3.1 吸音材の微視構造 
  3.2 電子顕微鏡による特徴観察 
  3.3 微視構造モデルを用いた吸音率の予測

※各講演時間に5分程度の質疑応答時間を含みます。