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43,200 円(税込)
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13:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 高分子・樹脂技術 繊維・炭素系素材技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
~ 成形品の品質向上に役立つ繊維・樹脂界面の理論 ~
★ 炭素繊維やガラス繊維など、FRPを構成する強化繊維と樹脂との界面現象「浸透」についてクローズアップ!
★ その評価方法からぬれ性との相関性、界面処理技術までをご紹介
講師
金沢工業大学 工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 斉藤 博嗣 氏
【専門】複合材料工学,材料力学,計算力学
受講料
43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
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得られる知識
・浸透性の評価に関する理論的背景および具体的な評価方法
・界面処理によるぬれ性制御方法とぬれ性の評価方法
趣旨
繊維強化プラスチック(FRP)はプラスチックを繊維に浸透させることで成形される.そのため,特に強度や剛性が要求されるFRP構造の製造工程では,繊維に対する樹脂の浸透過程の理解に基づき,強化繊維内部の空隙(ボイド)や未逹領域の有無などの,成形品の品質保証が求められる.また,繊維に対する樹脂の浸透工程は,樹脂が一方向に広がる1次元流れが支配的なものや,面内に樹脂が広がる2次元流れが支配的なもの,あるいは厚さ方向を含めた3次元的な流れなど,その支配則も変化する.
そこで本講座では,浸透性の評価法に関する理論的背景と実験的評価法について紹介し,浸透性に関する広い理解をうながす.また,現在講師が取り組んでいるぬれ性と浸透性の相関性に関する研究について紹介しながら,界面処理技術に基づく繊維・樹脂界面のぬれ性の向上手法を紹介する.
プログラム
1.浸透性評価の理論的背景と評価法
1.1 1次元流れの支配則と実験的評価法
〇 Darcyの法則
〇 1次元流れの実験的評価法と課題点
1.2 2次元流れの支配則と実験的評価法
〇 2次元流れにおける浸透性評価理論
〇 2次元流れの実験的評価法と課題点
1.3 厚さ方向の浸透性評価
1.4 浸透性評価におよぼすミクロスケールの樹脂流動挙動の影響
2.界面処理技術に基づくぬれ性の向上と浸透性との相関性
2.1 種々の界面処理技術
〇 シランカップリング
〇 樹脂変性による界面特性改善
〇 セラミックなどの「弱い」界面
〇 プラズマ照射などの新技術
2.2 ぬれ性と浸透性との相関性に関する基礎的検討の紹介
□質疑応答・名刺交換□
[キーワード]
炭素繊維,ガラス繊維,エポキシ樹脂,ビニルエステル樹脂,CFRP,GFRP,浸透性,ぬれ性