【中止】一日でわかる産業材料としてのシリカの概要と用途《演習付》

49,500 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 日本アイアール株式会社
キーワード 無機材料   ナノ構造化学   分析・環境化学
開催エリア 全国
開催場所 Zoomによるオンライン受講

産業材料としてのシリカの特徴と用途について、基礎から応用まで丁寧に解説!

セミナー講師

山田 佳之 講師
笛田・山田技術士事務所 代表

自衛隊に勤務しながら1993年東京理科大学理学部第二部化学科を卒業後、富士シリシア化学(株)に入社。
入社後、ISO取得プロジェクトチーム、PL対策室を経た後、研究開発に従事。中でも湿度インジケーターシリカゲルの開発においては、プロジェクトリーダーとして基礎研究から製品化、原料調達、特許化、マーケティングまで一貫して従事して製品化に成功。また、宮崎大学をはじめ多くの大学や企業と、医薬品、食品、飼料、日用品等の幅広い共同研究を実施。更に研究開発に従事をしながら、事業所のBCP立案、災害時の緊急事態対応プロセスの構築、事業所のエネルギー管理責任者に従事。事業所の安全衛生委員会に労働安全コンサルタントとして所属して労働安全業務にも従事。
2022年シリカ無機多孔質材料、環境保全、労働安全衛生の専門家として笛田・山田技術士事務所を開業。

セミナー受講料

49,500円/1名(税込)

※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
※山田講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。

セミナー趣旨

シリカ(SiO2)は、地殻の中に存在する元素割合の第1、2位を占めています。このため、地殻中にいろいろな形態で存在しており、我々の生活の中でも非常に関わり合いが深く、医薬品、化粧品、食品をはじめ産業材料としてさまざまな場所で使用されています。また、特性や用途で、珪藻土、シリカゲル、アエロジル(フュームドシリカ)、沈降性シリカ等いろいろな名前を有しています。
本セミナーでは、これらシリカとその関連製品について整理をしながら丁寧に解説をしていきます。
さらに、シリカの基本的な物性と評価の方法をわかりやすく解説して、シリカの取り扱いに必要な重要計算について演習を通して学んでいただきます。更に今後の動向と最新技術についても紹介します。

本セミナーを受講していただく事により、さまざまなシリカの特徴や取り扱い方法ならびに取り扱いに必要な理論など、実務に必要な知識を1日で習得することができるので、シリカの基礎を学びたい方から、実務エキスパートを目指したい方まで、幅広くご受講いただけます。

受講対象・レベル

  • 化学、医薬品、化粧品、食品および工業材料メーカーの研究開発、技術者の方、商社等でシリカを取り扱われている、または取り扱いを考えておられる方。

習得できる知識

  • シリカの分類ならびに利用法のコツをマスターすること
  • 演習を通してシリカの取り扱いに必要な項目を学ぶこと
  • 基礎的なシリカの評価方法をマスターすること
  • シリカの持つ特性を基本から理解することで自社の製品開発に応用すること

セミナープログラム

  1. シリカとは
    1. シリカの種類
    2. シリカの特性
    3. シリカの用途
    4. シリカの安全性
    5. 天然系シリカ
    6. 合成シリカ
    7. 多孔質材料としてのシリカ
  2. おもなシリカと用途
    1. 珪藻土
      • 2.1.1 珪藻土の特徴
      • 2.1.2 製法の概略
      • 2.1.3 種類と用途
    2. シリカゲル
      • 2.2.1 シリカゲルの特徴
      • 2.2.2 製法の概略
      • 2.2.3 種類と用途
    3. アエロジル
      • 2.3.1 アエロジルの特徴
      • 2.3.2 製法の概略
      • 2.3.3 種類と用途
    4. 沈降性シリカ
      • 2.4.1 沈降性シリカの特徴
      • 2.4.2 製法の概略
      • 2.4.3 種類と用途
    5. メソポーラスシリカ
      • 2.5.1 メソポーラスシリカの特徴
      • 2.5.2 製法の概略
      • 2.5.3 種類と用途
    6. 多孔質ガラス
      • 2.6.1 多孔質ガラスの特徴
      • 2.6.2 製法の概略
      • 2.6.3 種類と用途
  3. シリカの評価法
    1. 外観
      • 3.1.1 顕微鏡
      • 3.1.2 電子顕微鏡
    2. 粒子径
      • 3.2.1 レーザー回折法
      • 3.2.2 コールターカウンター法
      • 3.2.3 遠心沈降法
      • 3.2.4 ふるい法
    3. 比表面積・細孔容積
      • 3.3.1 BET(一点法)
      • 3.3.2 BET(多点法)
      • 3.3.3 水滴定法
    4. 細孔径
      • 3.4.1 BET法
      • 3.4.2 水銀圧入法
    5. 粒子強度
      • 3.5.1 木屋式強度計
      • 3.5.2 微小圧縮試験機
    6. 含有金属
      • 3.6.1 原子吸光光度法
      • 3.6.2 ICP
      • 3.6.3 比色定量法
      • 3.6.4 EDX、EPMA
  4. シリカの取り扱いに必要な重要計算(演習付)
    1. 一次粒子の大きさと個数
    2. 粒子比重
    3. シラノール基数
    4. 比表面積
    5. 細孔容積
    6. 粒子径
    7. ストークスの式
  5. 未来材料としてのシリカ
    1. 環境保全材料
    2. 次世代半導体
    3. 新しいシリカ(シルセスキオキサン等)

質疑応答等

※ご受講に際して、筆記用具と電卓を事前にご準備頂くようお願い致します。