日本の改正食品衛生法の動向(特に再整理国PL)と欧州・米国・中国の食品容器・包装法規制
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 安全規格 食品包装 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
渡邊 寿弥 先生 塩化ビニリデン技術協議会 専務理事
■ご略歴
・1986年電気通信大学大学院材料化学専攻修了。同年呉羽化学工業(現クレハ)に入社。
研究開発、事業企画・開発、研究管理業務に従事。PGA企画開発部長、研究管理部長を経て、
2017年塩化ビニリデン衛生協議会に出向、専務理事。
■専門および得意な分野・研究
・材料化学
・高分子化学
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。 - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
セミナー趣旨
2018年6月13日に改正食品衛生法が公布され、2020年6月1日に施行され国ポジティブリストが運用開始された。但し、国PLに関しては5年間の経過措置期間が設けられた。
本セミナーでは、改正食品衛生法について概要を解説するとともに、施行された器具・容器包装の制度改正についてのポイントを説明する。
さらに今年4月に再整理国PL案について公表され、7月まで意見募集が行われたが、それに対する状況や業界の動き、企業の対応のポイントについて紹介する。また、今後の動向についても解説する。
あわせて、海外(米国、欧州、中国)の法規制について、今回改正された日本の状況と比較しながら最新状況を解説する。
習得できる知識
・改正食品衛生法の概要
・ポジティブリストの見方、情報伝達およびGMPの対応等、具体的な対応策
・今後の動向と経過措置期間の対応
・食品用器具、容器包装に関する国内外の規制動向
セミナープログラム
1.日本における容器包装規制
1-1 改正食品衛生法
1-1-1 食品安全について現在の日本政府の考え方
1-1-2 食品衛生法等の一部を改正する法律(平成30年6月13日公布)の概要
1-2 容器包装の制度改正のポイント
1-2-1 改正後の食品衛生法(器具容器包装部分の抜粋)
1-2-2 対象となる事業者と製品
1-2-2-1 食品衛生法:器具・容器包装の定義
1-2-2-2 容器包装・器具の製造事業者の定義
1-2-3 製造管理基準及び情報伝達に関する省令及び骨子
1-2-4 我が国と欧米における規制の比較
1-2-5 ポジティブリスト制度の対象範囲
1-2-5-1 紙に使用される合成樹脂等について
1-2-5-2 合成樹脂層(インキ・接着剤等)の取扱い
1-2-5-3 機能性材料(アクティブ・インテリジェント材料)
1-2-6 合成樹脂のグループ化方法
1-2-7 ポジティブリストの形式と読み方
1-3 容器包装の規格基準および試験方法
1-3-1 食品用器具及び容器包装に関する食品健康影響評価指針
1-3-2 事中濃度区分で要求する試験項目等の概要
1-3-3 既存物質の評価の基本的な考え方
1-3-4 既存物質の暫定扱い
1-4 経過措置
1-4-1 経過措置の期間とポイント
2. 欧州における食品容器包装の法規制
2-1 プラスチック指令
2-2 プラスチック施行規則(PIM)
3.米国における食品容器包装の法規制
3-1 食品申請認可(FAP)制度
3-2 食品接触届出(FCN)制度
4.中国における食品容器包装の法規制
4-1 食品安全法
4-2 基礎標準、製品標準GB9685,GB4806
4-3 方法標準 GB31604
5. 再整理国PLの状況
5-1 再整理国PLの考え方
5-2 再整理国PL案の公表と意見募集
6.今後の企業の対応・実務対応上のポイント
6-1 サプライチェーン内での情報伝達対応
6-2 製造管理規範(GMP)対応
6-3 法改正を踏まえた横串をさす業界組織
6-4 今後の動向