<実習付きでよく分かる> 感性設計学 入門

48,600 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 感性工学
開催エリア 東京都
開催場所 【大田区】大田区産業プラザ(PiO)
交通 【京急】京急蒲田駅

~ 実習で学ぶ感性設計学の手法、応用事例、先端研究の紹介 ~

感性品質を設計するために必要な考え方と方法を実習を通じて学ぼう!

★ ユーザーに感性的な「良さ」を感じさせる ”ものづくり” に取り組むための感性設計学の入門講座
★ 感性品質を設計するために必要な考え方と方法を実習を交えながら解説。あいまいな言葉のマネジメント技術、クロスモーダル(ある感覚が刺激された際に別の感覚を脳が補完してしまう錯覚現象)、期待効果(見た目による期待が触覚に影響を与える等、使用前の期待が使用後の評価に影響を与えること)等に関する先端研究例も紹介します。

セミナー講師

東京大学 大学院 工学系研究科 准教授 柳澤 秀吉 氏

【専門】
感性設計学,デザイン学,クロスモーダル知覚論

【略歴】
 2004年東京大学助手(助教)、2008年同講師、2014年より東京大学大学院工学系研究科准教授。フランス・パリ国立高等工芸学校客員教授。博士(工学)。基礎研究から産学連携による応用研究まで、一貫して感性設計学に関する研究・教育に従事。日本機械学会賞、学内外の教育賞、ASME, IEEEにおける海外での学会賞など受賞。また、感性設計の切り口から、様々な業界の企業との間で共同研究を実施。SIP(内閣府戦略的イノベーションプログラム)において、感性設計学を応用した新しい設計環境であるライトデザインプラットフォームの研究開発にコアメンバーとして従事。日本感性工学会理事、日本デザイン学会理事、日本設計工学会理事など歴任。

受講料

48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)

S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

得られる知識

・感性設計を計画,実施する上で必要となる基本的な考え方
・感性価値の抽出、評価の手法と解析法の基礎(一部、実習あり)
・感性設計の事例
・感性評価で用いられる曖昧な言葉のマネジメント技術
・知識、経験による期待が感性におよぼす影響とそのメカニズム

対象

・Windowsパソコン・オフィス操作(ワード、エクセル、パワーポイントなど)

セミナー趣旨

 製品の魅力は、スペック(仕様)に明記される性能だけでなく、ユーザーが五感を介して知覚する感性的な「良さ」、すなわち感性品質に依るところが少なくない。成熟期に入った製品の開発において、感性品質は大きな競争力を持つ。また、末永く愛される製品の設計においても感性品質の寄与は大きい。
 本講座では、感性品質を設計するために必要な考え方と方法のエッセンスを講義する。設計は モノ作りの計画であり、計画には論理が必要である。そこで、感性に論理を与えるための考え方と方法の習得を主な目的とする。講座の構成として、まず、感性設計に必要な基礎知識と手法について、実習を交えながら学ぶ。そして、講師が取り組んでいる最近の研究から、感性の本質的な法則性とその数理モデリングについて、期待効果、クロスモーダル、感情を中心に事例を交えて紹介する。

セミナー講演内容

1.感性品質とは
 1.1 魅力価値
 1.2 感性とは
 1.3 感性の階層構造
 1.4 本能・行動・内省

2.感性の抽出、解析、指標化法概論
 2.1 感性価値の因子抽出
 2.2 感性品質の評価法
 2.3 感性の解析法と指標化

3.多様性の解析
 3.1 個人差と多様性の違い
 3.2 事例:製品音の感性設計
 3.3 音の特徴量
 3.4 感性の解析・指標化
 3.5 曖昧な言葉のマネジメント技術

4.感性の法則性と数理モデリング ~クロスモーダル・期待効果を中心に
 4.1 法則の作り方
 4.2 五感のイリュージョン
 4.3 期待効果とクロスモーダル
 4.4 同化と対比
 4.5 脳神経の符号化原理にもとづく感性の数理モデリング
 4.6 期待効果の法則性と意味
 4.7「驚き」の数理
 
 □ 質疑応答 □