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熱可塑性エラストマーの構造と物性制御、解析方法【大阪開催】
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂技術 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市中央区】ドーンセンター |
交通 | 【京阪・地下鉄】天満橋駅 |
市場と用途展開等について、基礎から最近の最先端の話題まで解説!
講師
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科バイオベースマテリアル学専攻教授 博士(工学)櫻井 伸一 氏
【専門】
高分子物性、高分子物理学、高分子多相系の構造と物性、非線形パターン形成、高分子の散逸構造形成、高分子系の凝集構造の自己組織化、小角X線散乱、小角中性子散乱、光散乱による微視的構造解析、シンクロトロン放射光による微視的構造解析、産業利用研究(含ナノテクノロジー)
【現在の学会等役職】
日本ゴム協会関西支部・前支部長 日本ゴム協会理事 日本材料学会高分子材料部門委員会委員長 繊維学会繊維基礎科学研究委員会委員長 日本接着学会誌、編集委員 高エネルギー加速器研究機構・放射光科学研究施設 (KEK-PF) 小角散乱ユーザーグループ代表 京都大学客員教授(京都大学化学研究所;平成29年4月〜平成30年3月)
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
受講対象・レベル
・熱可塑性エラストマーの材料研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方。
・業務に活かすため、熱可塑性エラストマーについての知見を得たいと考えている方
・熱可塑性エラストマーの開発研究に取り組んでいるが、期待される物性がうまく発現しない、などのような課題があり困っている方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
習得できる知識
・熱可塑性エラストマーの基礎知識
・熱可塑性エラストマー研究開発のノウハウ
・熱可塑性エラストマーのビジネス動向
・ナノ構造解析の基礎知識(小角X線散乱法、電子顕微鏡法、原子間力顕微鏡法など)
趣旨
熱可塑性エラストマーについて、分子設計からナノ凝集構造、物性制御まで講述します。また、高分子(鎖状分子)のゴム弾性の基礎やナノ凝集構造解析法(小角X線散乱法、電子顕微鏡法、原子間力顕微鏡法など)、ミクロ相分離構造と変形下の挙動(シンクロトロン小角X線散乱法による研究)、熱可塑性エラストマーの市場と用途展開等について、基礎から最近の最先端の話題まで講義します。
プログラム
1.はじめに
1-1 熱可塑性エラストマーとは?
1-2 熱可塑性エラストマーの分子設計
2.エラストマーの基礎(化学と物理)
2-1 高分子(鎖状分子)の統計力学
2-2 ゴム弾性の基礎
3.熱可塑性エラストマーの構造と力学物性
3-1 構造解析の基礎(小角X線散乱法、電子顕微鏡法、原子間力顕微鏡法など)
3-2 力学物性測定の基礎
3-3 動的粘弾性の基礎
3-4 結晶性熱可塑性エラストマー
3-5 ゲルやマイクロエマルジョン(溶媒で膨潤した熱可塑性エラストマー)
4.ミクロ相分離型熱可塑性エラストマー(ブロックコポリマー型)の構造と力学物性
4-1 ミクロ相分離構造と変形下の挙動(シンクロトロン小角X線散乱法による研究)
Case 1: 球構造を形成するブロック共重合体の場合
Case 2: Gyroid 構造を形成するブロック共重合体の場合
Case 3: ラメラ構造を形成するブロック共重合体の場合
Case 4: セグメント化ポリウレタン
5.熱可塑性エラストマーの市場と用途展開
5-1 市場規模
5-2 用途の現況
5-3 新規用途展開と将来性