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開催日 |
11:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社トリケップス |
キーワード | 感性工学 UI/UX/ヒューマンインターフェース VR(仮想現実)/AR(拡張現実) |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
牧野 泰才(まきの やすとし) 氏
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 准教授(博士(情報理工学))
セミナー受講料
お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
セミナー趣旨
近年のVR技術の進展に伴い,リアルな視聴覚体験に触覚情報を追加する触覚フィードバック技術に注目が集まっています.例えば夢かどうかを確かめるときに頬をつねることに象徴されるように,触覚は「そこにものがあるということを実感する」ための感覚であるため,適切な情報提示により,よりリアルな体験が創出されることが期待されています.近年では,超音波を利用したなにもない空間での触覚提示など,新しい技術も進展しており,今後さらなる発展が見込まれています.2019年の最も大きな触覚の国際会議では,所属別の発表件数でFacebook社が圧倒的一位になるなど,企業も積極的に乗り出してきている分野です.
本講義では,そのような触覚フィードバック技術に必要な,1)触知覚の生理学的な基礎特性,2)触覚情報を検出するセンシング技術,3)触覚情報の提示技術とその応用について講義し,最近の動向と合わせて触覚関連研究を概説します.
セミナープログラム
1 触覚応用技術の現状
1.1 VRと触覚
1.2 触覚のセンサとディスプレイ
1.3 触覚フィードバックの近年のニーズ
2 触知覚の基礎特性
2.1 皮膚の構造と触覚
2.1.1 受容器の種類と特性
2.1.2 身体部位による違い
2.1.3 神経の接続と分布
2.1.4 硬さの知覚
2.1.5 温覚・冷覚の重要性
2.2 触覚の錯覚
2.2.1 触覚はだまされやすい
2.2.2 クロスモーダル錯覚
2.3 触覚と感性
2.3.1 触感の評価手法
2.3.2 触感を決める要素
2.3.3 オノマトペと触感
3 触覚センシング技術
3.1 接触情報の変換手法の基礎
3.2 触覚計測の3分類
3.2.1 触れられる側にセンサを配置する
3.2.2 触れる側にセンサを配置する
3.2.3 接触状況を外から観察する
4 触覚提示技術(最近の企業の動向を交えて)
4.1 空間的高解像度化から時間的高解像度化へ
4.2 非接触での触覚提示
4.3 情動の提示
4.4 動作の予測との組み合わせ