表面分析・接着分析をしっかり学ぶ2日間講座

77,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂加工/成形   分析・環境化学   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)

[1日目] 表面・界面の考え方と分析の基礎と 実践応用テクニック・ノウハウ
[2日目] 接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法

 表面、界面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面や界面が関与していないものはないと言っても過言ではありません。様々な用途、場面で用いられ、現代産業の根幹をなすとも言える接着技術も、いわゆる表面・界面における現象を制御することによってなしうる技術です。
 本セミナーは、広く材料の表面・界面現象や形成する因子、分析するための知識・ノウハウが学べるセミナー「表面・界面の考え方と分析の基礎と実践応用」、接着・剥離メカニズムと接着剤・被着材の界面を分析するための知識・ノウハウが学べるセミナー「接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法」を2日間に分けることで、対象テーマについてより深く理解頂くことを狙いとしています。
※ 2日間講座の内容の一部(特に講義前半の導入部)が重複しておりますこと、ご了承下さい。

[1日目] 2022年09月09日(金) 10:30~16:30 ※1日目のみのお申込みはコチラから
[2日目] 2022年09月20日(火) 10:30~16:30 ※2日目のみのお申込みはコチラから

セミナー講師

ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 氏

セミナー受講料

定価:77,000円(オンライン受講価格:70,400円)

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特別割引価格:
1名:73,150円(オンライン受講価格:66,880円)
2名:77,000円(1名分無料:1名あたり38,500円)
3名以上のお申込みの場合、1名につき38,500円で追加受講できます。

※オンライン受講価格は、Live/アーカイブ/オンデマンドの受講を1名様でお申込みいただいた場合の価格です。複数お申込みでは適用されません。

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配布資料

  • 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
    ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
    ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

習得できる知識

【1日目:表面・界面の考え方と分析の基礎と実践応用】
・表面分析の基礎
・表面分析の考え方と活用法
・各種表面分析手法の使い方
・表面、界面の可視化法
・研究開発、問題解決へのフィードバック

【2日目:接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法】
・接着、剥離の基礎及びメカニズムモデルの理解
・接着、剥離解析のための分析、評価技術
・接着、剥離にかかわる問題解決の考え方
・接着、剥離にかかわる表面、界面の解析アプローチ 等

セミナープログラム

[1日目] 9月9日(金) 10:30~16:30

表面・界面の考え方と分析の基礎と実践応用
接触角測定法 / X線光電子分光法(XPS,ESCA) / オージェ電子分光法(AES) / X線マイクロアナライザ(EPMA) / フーリエ変換赤外分光法(FT-IR) / 飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF-SIMS) / グロー放電分析(GD) / 走査電子顕微鏡(SEM) / 透過電子顕微鏡(TEM) / 走査型プローブ顕微鏡(SPM)

 表面、界面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面や界面が関与していないものは無いと言っても過言ではありません。これは言い方を変えると、現代は表面、界面に支配されているとも言えます。そのため、分析手法一つにしても多種多様なものが開発され、利用されています。しかし、一方で表面や、特に界面はまだ未解明な部分も多く、多様な分析方法の選択・活用、そして、表面・界面の姿を明らかにすることは容易ではありません。
 本講では、表面、界面の基礎から、表面分析評価を中心にして、その姿を明らかにして利用するためのアプローチについて、技術的テクニック、コツやノウハウから、考え方、実践まで事例を交えて解説します。

 1.表面に支配される現代社会
 2.表面とは
 3.界面とは
 4.表面・界面を支配するもの 
 5.表面分析成功のキーポイント
 6.サンプルの取り扱い
 7.代表的表面分析手法
 8.表面分析の分類 
 9.接触角測定法
10.X線光電子分光法(XPS,ESCA)
11.オージェ電子分光法(AES)
12.X線マイクロアナライザ(EPMA)
13.化学構造を知る
14.フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)
15.飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF-SIMS)
16.グロー放電分析(GD)
17.形態を知る
18.走査電子顕微鏡(SEM)、透過電子顕微鏡(TEM)
19.走査型プローブ顕微鏡(SPM)
20.界面分析
21.界面評価の重要性と課題
22.解析の実例
23.UV照射による化学構造の評価
24.表面構造変化の解析(XPS)
25.気相化学修飾法
26.化学修飾法を用いたTOFイメージング
27.ポリイミドの表面処理層の深さ方向分析
28.PI/Cu/Si界面の解析
29.まとめと質疑 

[2日目] 9月20日(火)  10:30~16:30

接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法
接着技術の開発とコントロールを行うために知っておきたい知識・ノウハウ

 あらゆる工業分野で、接着技術は様々な用途、場面で用いられており、現代において必要不可欠なものの一つとなっている。また、文字通りの接着はもちろん、メッキや塗膜などの膜形成も接着技術の応用であると言える。すなわち、材料特性や製品性能を左右するのが接着技術であり、接着技術を支配することはあらゆる分野の基盤であると言える。そして、その接着と表裏一体のものとして扱わなければならいのが剥離である。接着や剥離現象を制御するためには、その表面や界面の状態や構造・特性を把握することが必要不可欠であるが、その重要度にもかかわらず、表面や界面の真の姿を知ることは容易ではない。
 本講演では、接着・剥離のメカニズムとその制御の解説と共に、それらに必要不可欠な分析、解析の方法を中心にして、事例も交えながら詳細に解説を行う。

 1.接着に支配される現代社会
 2.接着とは
 3.接着を支配するもの
 4.接着・剥離解析の考え方
 5.問題解決アプローチ
 6.樹脂/金属の接着
 7.不良解析
 8.メカニズム解明
 9.ケーススタディー
10.今後の注目領域
11.代表的分析手法の使用例
12.接着界面の分析
13.解析の実例
14.仮説思考による研究開発と問題解決
15.まとめと質疑

【受講に際しての注意事項】
 大変申し訳ございませんが、講師とご同業(経営・人事研修・技術コンサルタント、またはこれに類する事業を手掛けている等)の方のご参加はお断り申し上げます。