便利で豊かな社会づくりを支える生体・ヒューマンセンシングおよび情報処理技術とその市場展開・展望【バイオ・フレキシブル・ストレス】

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:15 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医療機器・医療材料技術   人体計測・センシング   バイオ技術
開催エリア 全国
開催場所 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)

~医療・ヘルスケアから次世代インターフェースにまで広がるマーケット~

本ページは 便利で豊かな社会づくりを支える生体・ヒューマンセンシングおよび情報処理技術とその市場展開・展望【全3セミナー】 のうち、8月9日開催分の紹介・単独申込みページです。
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セミナー講師

第1部(10:30~12:00) アーカイブ有
バイオセンサ/デバイスの技術進展と可能性および実用化への展望
兵庫県立大学 大学院理学研究科 化学分析学講座 准教授 博士(学術) 鈴木 雅登 氏

第2部(13:00~14:30) アーカイブ有
ウルトラフレキシブルエレクトロニクス技術と医療・ヘルスケアセンサへの応用  
東京大学大学院 工学系研究科 准教授 博士(工学) 横田 知之 氏

第3部(14:45~16:15) アーカイブ有
~日常的に利用可能な認知的疲労の計測技術~
知覚の変化を用いた認知的疲労の計測技術と実用化
(国研)産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門 副研究部門長  
/フリッカーヘルスマネジメント(株) 取締役 博士(工学) 岩木 直 氏

セミナー受講料

定価:55,000円(オンライン受講価格:39,600円)

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特別割引価格:
1名:52,250円(オンライン受講価格:37,620円)
2名:55,000円(1名分無料:1名あたり27,500円)
3名以上のお申込みの場合、1名につき27,500円で追加受講できます。

※オンライン受講価格は、Live/アーカイブ/オンデマンドの受講を1名様でお申込みいただいた場合の価格です。複数お申込みでは適用されません。

※複数割引はお申込者全員のメルマガ登録が必須です。同一法人内(グループ会社でも可)によるお申込みのみ適用いたします。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

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Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
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配布資料

  • PDFテキスト(印刷可)のみ

Live配信受講者特典のご案内

  • Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
  • 視聴期間:終了翌営業日から10日間[8/10~8/17]を予定

セミナープログラム

第1部(10:30~12:00)

バイオセンサ/デバイスの技術進展と可能性および実用化への展望

兵庫県立大学 大学院理学研究科 化学分析学講座 准教授 博士(学術) 鈴木 雅登 氏

[趣旨]
バイオセンサは、DNA、タンパク質(酵素、抗体、受容体など)、細胞などのバイオ材料が持つ、被検知物質に対する高い選択性と強固な結合能を利用して、多くの夾雑物質を含む環境中のサンプルや血液・尿・汗などの生体サンプルの中から、分子やタンパク質などの被検知物質を検出する。そのため医療・ライフサイエンスのみならず、環境・食品・空気質分析への応用が期待されている。1990年代後半から2000年初頭にかけてバイオセンサ技術は微細加工技術と融合し、高感度化、微小化、多項目化へと発展し研究の大きな潮流を生み出したが、産業に結び付いた事例は多くはない。本セミナでは、企業でのバイオセンサに関するプロジェクト推進の経験を通して感じたバイオセンサ/デバイスの可能性と課題を整理し、現在主に取り組んでいる単一細胞を標的としたバイオセンサ/デバイスを中心に研究動向を俯瞰する。
*本セミナはバイオ材料と目的分子が溶液中で結合するウエット/セミドライな環境で利用するバイオセンサ/バイオデバイスを中心に紹介する。

[プログラム]

  1. バイオセンサの原理と歴史
    1. バイオセンサの構成と原理
    2. バイオセンサの実例①(血糖センサ)
  2. バイオセンサ/デバイスの可能性と課題
    細胞を利用した匂いセンサの研究開発を通して、バイオセンサの利点と課題について解説する。 
  3. 期待される機能から分類したバイオセンサ/デバイスの現状
    1. より単純に計測するためのバイオセンサ/デバイス
      (a)イムノクロマトグラフィ, paper ELISA
      (b)誘電泳動を利用したバイオセンサ
      (c)汗を標的にしたウエアラブル型バイオセンサ/デバイス
    2. より微量な実サンプルを計測するためのバイオセンサ/デバイス
      (a)単一細胞を計測するバイオセンサ/デバイス
          単一細胞を計測する意義と計測方法の分類
          単一細胞を計測するための新しい計測方法
          電場を利用した単一細胞の計測方法
      (b)微小な生体粒子(エクソソーム)を計測するバイオセンサ/デバイス
    3. より生体内の近い状況で計測する
      Organ/Organoid-on-a-chip 
  4. バイオセンサ/デバイスの課題の整理と今後の展望

 □質疑応答□

[得られる知識]
・バイオセンサ/デバイスの基本的な理解
・バイオセンサ/デバイスの現状と課題
・バイオセンサ/デバイスの適用分野と研究開発の方向性

[こんな人におススメ]
・バイオセンサ/デバイスの研究開発業務に新たに携わる技術者・研究者の方
・バイオセンサ/デバイス技術を利用した商品開発の企画担当の方

[キーワード]
 単一細胞解析、匂いセンサ、電気回転、誘電泳動、マイクロTAS、BioMEMS

第2部(13:00~14:30)

ウルトラフレキシブルエレクトロニクス技術と医療・ヘルスケアセンサへの応用

東京大学大学院 工学系研究科 准教授 博士(工学) 横田 知之 氏

[趣旨]
我々の開発しているフレキシブルセンサの作製プロセスや特性について紹介するとともに、医療デバイスへの応用に向けた取り組みや、ヘルスケア向けセンサへの応用について紹介する。

[プログラム]

  1. 世界におけるフレキシブルエレクトロニクスの開発状況
  2. ウルトラフレキシブルエレクトロニクスの開発手法
  3. ウルトラフレキシブルエレクトロニクスのセンサ応用
  4. 通気性を有するナノメッシュエレクトロニクス
  5. ナノメッシュエレクトロニクスの開発手法
  6. ナノメッシュ電極の生体への影響
  7. ナノメッシュセンサの紹介
  8. ナノメッシュ電極による皮膚抵抗計測
  9. ナノメッシュセンサによる生体センシング
  10. テキスタイルセンサ

 □質疑応答□

[得られる知識]
フレキシブルエレクトロニクスの作製プロセス、フレキシブルセンサの医療応用

[こんな人におススメ]
ヘルスケア関連、デバイス関連

[キーワード]
フレキシブルエレクトロニクス、スキンセンサ

第3部(14:45~16:15)

~日常的に利用可能な認知的疲労の計測技術~
知覚の変化を用いた認知的疲労の計測技術と実用化

(国研)産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門 副研究部門長
/フリッカーヘルスマネジメント(株) 取締役 博士(工学) 岩木 直 氏

[趣旨]
疲労の蓄積は日常的な作業の効率や安全に対して負の影響を与える。この疲労状態を認知的側面からとらえたものが認知的疲労であり、われわれの知覚や認知パフォーマンスの低下として計測・評価することができる。本講演では、知覚や認知の変化を用いて認知的疲労を簡易に評価する技術の開発と実用化について紹介する。また、認知的疲労の神経学的な基盤となる脳状態の変化についても解説する。

[プログラム]

  1. (認知的)疲労の計測
    1. 疲労よる心身状態の変化と計測指標
    2. 「ちらつき」(フリッカー)知覚の変化
    3. 従来用いられてきた認知的疲労計測技術
  2. 認知的疲労の簡易計測技術と実用化
    1. ありふれた機器を用いた疲労計測のための技術
    2. 日常生活疲労計測の実用化と応用
    3. 簡易疲労計測技術の今後の方向性
  3. 認知的疲労の脳神経学的メカニズム
    1. 疲労・疲労感と脳活動の変化
    2. 短期的な疲労による脳状態の変化と注意・認知の変化との関係

 □質疑応答□

[得られる知識]
・疲労状態の評価指標と計測技術
・日常生活中の疲労評価技術の最近の動向
・疲労計測の応用技術
・脳機能計測で見た疲労状態

[こんな人におススメ]
・高校卒業程度以上の数学・物理の知識を前提とする。日常生活中に利用可能な心身状態の計測技術の開発担当者や、疲労・ストレス分野の研究を行う研究者・学生が興味をもつものと想定している。

[キーワード]
認知的疲労、心身状態、視知覚、注意、簡易計測、脳機能