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スパースアレーによる拡張アレー信号処理
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社トリケップス |
キーワード | 通信工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
アレーアンテナの基礎からスパースアレーとその性質まで
セミナー講師
市毛 弘一(いちげ こういち) 氏 横浜国立大学大学院 工学研究院 知的構造の創生部門 教授(博士(工学))
セミナー受講料
お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
セミナー趣旨
2020年3月にサービス提供が始まった5G(第5世代移動体通信)では,送受信アンテナに等間隔矩形アレーアンテナを用いたMIMO通信システムが主として用いられている.これに対して,アンテナ素子を不等間隔かつ部分的に広い間隔で並べたスパースアレーが注目を集めている.拡張アレー処理を併用することで広い開口長の仮想アレーを構成し,高分解能な信号処理を可能にする手法として,今後の移動体通信への応用が期待されている.
本セミナーでは,アレーアンテナの基礎から始めて,スパースアレーとその性質について解説する.さらに,拡張アレー処理を併用することで,高分解能なビームフォーミングおよび到来方向推定が可能となることを示す.
セミナープログラム
1 アレー信号処理の基礎
1.1 信号モデル
1.2 古典的手法
1.3 部分空間法
1.4 最尤推定法
1.5 圧縮センシングに基づいた手法
1.6 相関抑圧と相互結合補償
2 スパースアレー
2.1 スパースアレーとは
2.2 差分アレー,差分・加算アレー
2.3 最小冗長アレー
2.4 コプライムアレー
2.5 ネストアレー・スーパーネストアレー
2.6 2次元スパースアレー
3 スパースアレーによる拡張アレー信号処理
3.1 カトリ・ラオ積拡張
3.2 核ノルム最小化
3.3 対角ローディング
3.4 ビームフォーミング応用
3.5 到来方向推定応用
3.6 5GほかMIMO通信への応用および今後の展望