世界の製品含有化学物質法規制の最新動向とその対応策
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 安全規格 化学技術一般 海外事業進出 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区文化センター |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
EU、米国、中国、韓国、タイ…RoHS、REACH、
包装材重金属規制などについて、
違反事例、調達リスク、注意ポイント、具体的対応方法を解説!
セミナー講師
河田 研 氏 元・富士フイルム(株)
【ご略歴】
富士フイルム(株)にて環境設計、環境法令対策推進に従事。欧州RoHS指令に対応した
製品製造のために東南アジア、中国の部品調達の現場を実地調査し、リスクの実態を実見した
結果をもとに設計部門、製造部門を指導。在職中に神奈川県産業総合研究所、
大阪環境産業振興センターの依頼をうけ海外化学物質規制とリスクについて講演。
退職後は厚生労働省主管による緊急人材育成事業の環境講師をつとめ、
またエコステージ協会員向けに海外化学物質規制テキストを作成し講習を行っている。
セミナー受講料
55,000円(税込、昼食・資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
セミナー趣旨
EUのRoHS指令、REACH規則に続き中国、韓国、タイ、トルコなど世界中で
製品含有化学物質の規制法が強化されてきています。輸出先の規制内容を知って対応しておかないと、
通関差し止めや莫大な罰金、損害賠償を課せられることになります。
部品納入企業側にとっても、対応を誤ると輸出企業からの取引停止が待っています。
海外の重要な製品含有化学物質規制法(RoHS、REACH、包装材重金属規制ほか)について、
内容、違反事例、調達リスク、注意ポイント、具体的対応方法について習得していただけます。
セミナープログラム
1.各国規制の概要把握
1-1.EU(欧州連合)の化学物質規制
1)カドミウム指令
(危険な物質、調剤の上市と使用の制限)
2)包装材重金属指令
3)RoHS指令
4)REACH規則
5)PFOS規則
6)玩具フタル酸エステル規制
1-2.米国の化学物質規制
1)カリフォルニア州鉛規制(プロポジション65)
2)包装材重金属規制
3)カリフォルニア州RoHS
4)水銀規制
5)カリフォルニア州フォルマリン規制
1-3.中国の化学物質規制
1)中国RoHS
2)中国REACH
1-4.韓国の化学物質規制
1)韓国RoHS
2)包装材重金属規制
3)韓国REACH
1-5.その他
1)トルコRoHS
2)タイRoHS
3)インドRoHS
4)ベトナムRoHS
2.重要な規制について
(違反事例、リスク、注意ポイント、対応方法)
2-1.EU カドミウム指令
(危険な物質、調剤の上市と使用の制限)
1)違反摘発事例
2)なぜ摘発が可能になったか
3)市場の対応実態
2-2.包装材重金属規制
1)規制の注意ポイント、リスクの大きな包材
2)違反摘発事例、罰則
3)対応方法
2-3.EU RoHS指令
1)なぜ世界でRoHSが拡大か
2)対応の市場実態(対応ミス、海外調達品リスク)
3)違反に対する各国罰則
4)EU RoHSの改定内容
5)対応方法
2-4.中国RoHS
1)中国RoHS
(電子情報製品汚染管理弁法)の現状
2)改定予定の内容
3)摘発事例と対応方法
2-5.EU REACH規則
1)REACHのねらいと全体象
2)SVHC(高懸念物質)について
3)アーティクル(成形品)へ要求されること
4)REACHの大きな課題
5)SVHC含有情報の加工方法、情報伝達方法
6)情報伝達の課題と対応方法
3.化学物質管理、やるべきこと「まとめ」
【質疑応答・名刺交換】