蒸留技術の基礎と最適運転およびExcelを用いた蒸留簡易計算法

49,980 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 化学技術   生産工学
開催エリア 東京都
開催場所 【江東区】カメリアプラザ(商工情報センター)
交通 【JR・東武】亀戸駅

★ Excelに付属する機能である「ゴールシーク」「ソルバー」を使用して、蒸留の基礎的計算法を解説!

講師

板倉技術士事務所(有限会社アイタック)
代表取締役 板倉 啓祐 氏

【専門】
化学工学(蒸留、抽出など)、有機化学、香料(合成、天然)
【活動】
分離技術会 技術専門委員

受講料

R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。

(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)

受講対象・レベル

 現在、蒸留に携わっておられる方、これから蒸留を始められる方、技術者の常識として蒸留知識を習得しておきたい方などを対象に、高等学校程度のレベルの方で意欲のある方であれば初めての方でもOKです。

習得できる知識

 蒸留の原理、蒸留の種類をはじめ、理論段数、還流比、塔高、塔径、最適処理量などの意義とそれらの概算計算法、装置運転法についても解説いたします。

趣旨

 最近では、各大学で化学工学を専門とする講座が次第に少なくなっています。蒸留単位操作も例外ではありません。化学工学は化学の「ものつくり」の土台となる重要な学問です。化学産業では化学工学の専門家は不足しています。従って、化学会社に勤務する研究者、また製造従事者にとっては化学工学の基礎的なことを身につけておくことは大切です。
 本講座では、蒸留の基礎知識をわかり易く解説いたします。

プログラム

1.蒸留の基本
 1-1 蒸留の原理
 1-2 気液平衡(xy線図)
 1-3 飽和蒸気圧線図(Cox線図)、アントワン式

2.蒸留方式と装置
 2-1 蒸留塔の種類、運転法
 2-2 単蒸留(フラッシュ蒸留、SAFEなど)
 2-3 精密蒸留
 2-4 水蒸気蒸留(天然物抽出、ディーンスターク、ニコルソンケミンズ、スピニングコーンカラムなど)
 2-5 共沸蒸留、抽出蒸留
 2-6 省エネ蒸留装置

3.蒸留塔の設計

 3-1 相対揮発度αと理論段数(αの測定法、フェンスケの式)
 3-2 活量係数の計算(Wilson式)
 3-3 xy線図による理論段数の図解法(McCabe-Thiele法)
 3-4 塔頂と塔底の組成計算(Geddessの式)
 3-5 塔高の計算(HETP、最適空塔線速度)
 3-6 塔径の計算(Fファクター、還流比)
 3-7 蒸留簡易設計ソフトの解説  

4.スケールアップ時の留意点
 4-1 蒸留コスト
 4-2 運転制御
 4-3 蒸留における危険物質
 4-4 蒸留事故例