製造や研究現場における生データのデータベース化とシステム管理 ―AI対応も見据えたDXの進め方―

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 情報マネジメント一般   AI(人工知能)   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません

DB化、運用に伴う、社内体制構築の問題を解決!
社員教育・ガバナンスのポイント!

電子管理ツールの短所、上手な活用法とは?紙運用との根本的な違い、落とし穴とは?

セミナー講師

 島本 哲男 氏   ラボコンサルテーション(株) 代表取締役 

セミナー受講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

受講について

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    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
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    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
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セミナー趣旨

  演者は、主に探索研究部門における電子情報管理システムの導入検討や運用実績、および多岐にわたる業界の企業への支援の経験に基づき、研究情報を扱う形態や意識が研究分野や部門によって異なることを認識してきた。
  本講演では、特に生データの情報管理において進めなければならない形態や、「後日に活用する」という観点でデータベース化することの重要性や電子的なシステム管理することの必要性を再確認する。業界や部門に応じて管理水準目標をどう設定していけばよいのか、電子的ツールのもつ特徴や表面的に見える利点だけでなく実践してみないとわからない紙運用との根本的な違いを紹介する。情報管理体制を電子環境で実現することは情報活用の質的変化をもたらすDXであることを明確にしたうえで、環境構築において想定される課題とそれへの対策、AIでの活用も見据えたうえでの実際の従事者が留意しなければならない要点等も紹介する。

セミナープログラム

1.使える情報とは
2.生データとは
 ①生データの定義
 ②用途別の生データ取扱い方
3.研究や製造に関する情報を管理する必要性
 ①情報を管理する目的
 ②研究・生産情報の管理がなぜ重要か
 ③Data Integrityから教わる業界別の研究記録保証の考え方
 ④研究不正を防止するには
4.情報管理における電子化の重要性
 ①昨今の情報管理における課題と要求される水準
 ②研究情報管理における電子化の流れ
 ③電子化とData Integrity
 ④電子システムを活用するメリット
5.電子情報管理システムの種類
 ①電子情報管理システムの種類別の基本的機能
 ②部門、業種別で使われるシステム
 ③電子情報管理システムのバリデーション
6.電子署名・監査証跡とは
 ①電子署名や監査証跡を記録することによる利点と課題
 ②電子署名の形態の種類とシステム内で起こる課題と対応策
 ③特許先願性における電子署名の位置づけ
7.データベース作成における留意点
 ①データベースの定義
 ②データベースの運用と厳密度
 ③Excelの限界
 ④データベースの構成における工夫
 ⑤データ入力手順の工夫
8.機器分析データにおける生データ管理方法
 ①専用システムによる保全管理
 ②LAN接続環境での収集方法と工夫
 ③LAN非接続機器からの収集
9.電子的情報管理環境における生データ管理やデータベース作成のメリット
 ①実験操作手順の記録と業務効率化
 ②データの解析作業と収容
 ③電子管理システムだからこそ実現できる新環境
 ④システム導入後の従事者の意識変化
10.AIの活用を見据えたDX
 ①DigitalizationからDigital Transformationへ
 ②コンピューティング(計算科学)とAIの違い
 ③AIを研究や製造部門に活用する利点
 ④AI研究を進めるためのデータベース作成のありかた
 ⑤標準化/共通化の重要性
11.電子情報管理システムの導入・展開における課題と対応策
 ①電子管理体制構築におけるよくある落とし穴
 ②要求仕様の設定
 ③役割分担
 ④運用体制における監視の重要性
 ⑤紙と電子の違いに対する理解
12.総括
【質疑応答】

※進行の関係で順序あるいは内容に一部変更の可能性がございますことをご了承ください