リスクベースで経営を支える内部監査の実践手法【会場/オンライン】

経営に資する監査の体制、計画、実施、報告の
リスク対応の要点

セミナー講師

藤井範彰公認会計士事務所 公認会計士・公認内部監査人 米国公認会計士（現在inactive） 藤井 範彰 氏

セミナー受講料

会員　35,200円（本体　32,000円）

一般　38,500円（本体　35,000円）

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
（所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。）
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

【オンライン受講の方】

• 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
• 本セミナーはZoomを利用して開催いたします。
• ネットワーク環境により（社内のセキュリティ制限等）ご視聴いただけない場合がございます。
  事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。

【会場受講の方】

• お申込完了後、メールにて受講票をお送りいたします。

セミナー趣旨

内部監査において監査対象とする企業組織内の部門や拠点などを決定するためにリスクべースの監査の採用に向かう企業も増えています。但しリスクベースは選択肢というよりは経営に資する内部監査を支える基本となる手法です。

それも企業組織の部門や子会社などが有するリスクの高さによって監査対象とすべき組織など決定するプロセスだけでなく、年間の監査計画の設定のための年次のリスク評価の進め方やその評価結果に基づく年間の監査計画の設定の仕方、それから個別監査の計画時のリスク評価と監査の実施、更には監査報告の書き方などにおいてもリスク対応が期待されます。

また、そうした監査を支えるための監査体制として、企業のガバナンス体制における内部監査の位置づけや役割及び社内のリスクマネジメント部門など他のリスク管理機能との連携なども重要です。

今回は経営に資する内部監査という外部監査とは異なる監査のミッションを達成するための前提となるリスクベースの内部監査を概念的な抽象論に止めることなく実務において具体化するためのアプローチを順を追って解説いたします。

受講対象・レベル

内部監査および内部統制部門、監査役、経営管理や経営企画部門の方など内部監査の高度化のための制度設計と実務対応に取り組まれている方々

セミナープログラム

１．経営に資する内部監査の捉え方と監査体制構築の注意事項　　
・ＩＩＡの定義から読み取る経営に資する内部監査の捉え方
・内部監査を高度化させる着眼点とリスク管理との協調の仕方　

２．内部監査におけるリスクベースの理論と実務展開　　　　 　
・ＩＩＡの規定と監査実務から見たリスクべースの理論と進め方
・リスクベースによる監査の付加価値向上と品質管理　

３．年次のリスク評価から監査計画の策定までの実務対応　　　
・年次リスク評価のプロセスと年間監査計画へのつなぎ方　
・個別監査の計画 における注意点
　　　　　　　　　　　
４．リスク管理部門に対する監査アプローチ　　　　　　
・リスク管理機能（Risk Function）の理解と対応　　
・リスクマネジメントの不備に起因する企業不正と内部監査の対応
・リスクマネジメントの監査のポイントと手続

５． 業務監査の指摘・改善提案におけるリスクの位置づけ
・統制リスクが導く改善提案
・リスクの記載で支えられる監査の客観性

６．リスクから考える経営監査の切り出し方　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・業務監査との違いをサポートする論理と実務の整理　

※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。