『常識のズレ』が引き起こす組織不祥事への対応策【会場/オンライン】

38,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 一般社団法人企業研究会
キーワード コンプライアンス   組織開発
開催エリア 東京都
開催場所 【台東区】企業研究会セミナールーム
交通 【地下鉄】仲御徒町駅・上野御徒町駅・上野広小路駅 【JR】御徒町駅 【つくばエクスプレス】新御徒町駅

過去の事例に共通する「組織の常識と一般常識とのズレ」
からアプローチする企業不祥事の早期発見・防止策とは?

セミナー講師

西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士  梅林 啓 氏

セミナー受講料

会員 35,200円(本体 32,000円)

一般 38,500円(本体 35,000円)

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

【オンライン受講の方】

  • 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
  • ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
    事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。
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  • LIVE配信セミナーは、協力会社である株式会社ファシオのイベント配信プラットフォーム「Delivaru」を使用します。(お申込者様のメールアドレスを(社)企業研究会、講師、㈱ファシオで共有いたします)

【会場受講の方】

  • お申込完了後、メールにて受講票をお送りいたします。

セミナー趣旨

どのような組織においても、不祥事が発生する温床は存在するものですが、不祥事そのものが発生する根本的な原因を解明することは、事案や組織によっても異なることから、非常に難しい命題であるといえます。
 
本講座では、これまで過去に発生した組織不祥事の特徴や傾向を分析する中で、共通して浮かび上がってきた「常識のズレ(=組織の常識は、一般常識とはズレている)」というキーワードをもとに、その「常識のズレ」が許容範囲を超えて非常識となり、やがて不祥事に繋がっていくまでのメカニズムを解明します。

更に、この新たな視点を踏まえ、不祥事を早期に発見し、防止する為のポイントについても検証していきます。

受講対象・レベル

監査部門、経営管理部門、リスクマネジメント部門、コンプライアンス部門、法務部門、総務部門など関連部門のご担当者様

セミナープログラム

1.組織において「不祥事」が発生する原因はどこにあるのか
 (1)企業におけるガバナンスの重要性 
   ・企業は、社会からどう見られているか(社会から見た企業に対する一般常識)
   ・社会が求める企業の法令順守・清廉潔白さと、会社組織の中にいる人との意識の差
 (2)組織不祥事の発生原因を考える新たなキーワード:「常識のズレ」とは何か
   ・組織の常識は、一般常識とはズレている
   ・人の常識は、ある組織に染まることで徐々にズレてくる
   ・組織の常識に染まることこそが、その組織の一員になるということ

2.組織不祥事への対応策を考える上で前提となる視点
 (1)事前監視型社会から、社会・マスコミによる事後監視型社会へ
   ・必ずしも「法令違反」に該当しなくとも、「ルール違反」として厳しく追及される可能性
 (2)事後監視型社会の特徴  
 (3)犯罪の摘発から違反行為の摘発(行政処分)へのシフト
 (4)第三者委員会への注目と限界
   ・その企業の「常識」に染まっている人は、その企業を客観的に見ることができない
 (5)不祥事を知らなかった役員に対する責任追及の声
 (6)レピュテーションリスクに対する初動の重要性

3.「組織の常識と一般常識とのズレ」が原因となった最近の不祥事
 (1)ホテル・レストランにおける食品表示の偽装
 (2)プロ野球統一球問題
 (3)いわゆる「やらせ問題」(タウンミーティングやテレビ番組等)
 (4)記事/論文の盗用(マスコミの記者・インターネットメディア、大学・研究者等)
 (5)不適切会計(粉飾決算)
 (6)製品・サービスに関する偽装  
 (7)カルテル
 (8)その他

4.「常識がズレていく」メカニズム
 (1)常識では絶対にやってはいけないと分かっているが、何故やらざるを得なくなるのか
 (2)不祥事という非常識が発覚することなく繰り返されることによる、会社の中での常識化
 (3)常識のズレを引き起こす人、会社とともに常識がズレていく人、常識がズレない人の特徴

5.「常識のズレ」の発見、指摘、矯正による組織不祥事の早期発見と防止策
 (1)謙虚な目による自社の「実力」の見極め、外部からの客観的な分析 
 (2)「常識のズレ」の観点を盛り込んだ内部監査の実施
 (3)客観的なデータに対する過信の排除、偽装されにくいデータシステムの構築
 (4)人材の流動化、社内外の声を積極的に取り入れる仕組みの構築
 (5)上司と部下との関係性において留意すべきこと(上司としての心掛け)

※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。