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セラミックスの特性を踏まえて、
その強度評価・設計の基礎を解説
金属部品やプラスチック部品とは異なった特性を持つセラミックスの強度評価・設計を手掛けるには、やはりそれらとは異なる知識・ノウハウが必要となる。本セミナーでは、セラミックス部品の強度評価・設計方法を基礎の基礎から解説すると共にセラミックス部品強度評価試験の実例を紹介する。
【会場受講】 2022年3月23日(水) 10:30~16:30
【WEBセミナー(アーカイブ)受講】 2022年4月6日(水) から配信予定(視聴期間:配信から10営業日後まで)
セミナー趣旨
セラミックス材料は耐熱性、耐摩耗性、絶縁性に優れ、軽量であることなど金属にはない優れた特性を持つ反面、延性に乏しく、強度にバラツキが存在するなどの欠点を有する。このような材料を構造用材料として用いる場合、それを用いた機器の安全性・信頼性の保証は金属材料を用いた機器のそれとは異なったものとなる。
本講座では、2名の講師がそれぞれの専門分野の視点から、セラミックス部品の設計基準、強度評価手法と実際の部品への適用事例について解説する。
習得できる知識
- セラミックスの強度評価(ワイブル分布、有効体積など)
- 時間依存強度の評価(動的疲労, 静的疲労など)
- 保証試験
- 信頼性評価プログラム
- セラミックス部品強度設計(設計基準, 推奨形状など)
- セラミックス部品強度評価試験の実例(ガスタービンなど)
セミナープログラム
第1部 セラミックスの強度評価と設計の基礎
- セラミックスの強度評価
- 単一欠陥の強度評価
- 強度の分布特性
- 最弱環理論
- ワイブル分布
- 有効体積
- 多軸応力
- 時間依存強度の評価
- スロークラックグロウス
- 動的疲労
- 静的疲労
- 繰り返し疲労
- 有効負荷時間
- 保証試験
- 信頼性評価プログラム
- セラミックス部品強度設計
- 設計の流れ
- 部品設計における推奨形状
- 強度設計基準及び解説
- 部分モデル試験による検証
- 段付き円板の曲げ試験
- 動翼ルート部模擬試験体の曲げねじり試験
第2部 セラミックス部品の強度評価試験
- 円筒部品の熱衝撃試験
- ガスタービン用ノズル(静翼)の熱衝撃試験
- 伝熱管モデルの強度評価試験
- セラミックガスタービン開発プロジェクト
- まとめ
- 全体質疑応答(第1部講師の鈴木氏、第2部講師の三上氏のお二人で対応)
セミナー講師
第1部 セラミックスの強度評価と設計の基礎(10:30~14:20 (途中50分程度の休憩がございます) )
鈴木 章彦 氏(元 埼玉大学大学院理工学研究科 教授、日本機械学会フェロー、工学博士)
第2部 セラミックス部品の強度評価試験(14:30~16:30)
三上技術士事務所 所長 三上 隆男 氏(元 (株)IHI検査計測)
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーをお申込みの場合、上記キャンペーン価格が自動適用になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
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アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認
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配布資料
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