新規ケミカルリサイクル技術開発の最新動向と課題・将来展望
開催日 |
11:00 ~ 15:45 締めきりました |
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主催者 | (株)AndTech (&Tech) |
キーワード | 高分子・樹脂材料 化学反応・プロセス 省資源 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です |
廃プラスチック油化・水素エネルギー再生活用・
プラtoプラの可能性
- 触媒を使用した廃プラスチックの油化技術をコア技術にして、どのように事業化するのか?
- ケミカルリサイクルの開発プロセスに必要な要素技術とは?開発体制は?第一人者の講師の考え方を参考にできる講座!
- 2035年までに輸出、単純焼却および埋め立て処分をゼロとする技術開発と社会実装のためのロードマップとは、どのようなものか?
- 油化、水素化、プラからプラへなど、様々な方法でのケミカルリサイクルの方法とその効果を事例から学ぶ!
セミナー講師
第1部 環境エネルギー(株) 代表取締役社長 野田 修嗣 氏
第2部 早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 応用化学専攻 教授 松方 正彦 氏
第3部 昭和電工(株) 川崎事業所 企画統括部 兼 プラスチックケミカルリサイクル推進室長 栗山 常吉 氏
セミナー受講料
【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
セミナープログラム
第1講 廃プラスチック油化によるケミカルリサイクル
【11:00-12:15】
環境エネルギー(株) 代表取締役社長 野田 修嗣 氏
【講演のポイント】
10年以上、研究開発を続けてきた触媒を使用した廃プラスチックの油化技術をコア技術にして、どのように事業化を目指していくのかを解説する。
【講演キーワード】
廃プラスチック油化
【習得できる知識】
廃プラスチック油化の現状と将来の展望
【講演主旨】
廃プラスチックのケミカルリサイクルに関する日本の技術と将来の展望について講演する。
【講演プログラム】
- 廃プラスチック油化に関する基礎技術
- 触媒を使用したHiCOP技術による生成油の品質
- ラボ機とパイロット装置の運転状況
- 大型油化装置による事業化
- ケミカルリサイクルループの構築と認証制度
【質疑応答】
第2講 新規ケミカルリサイクル技術開発と課題・将来展望
【13:00-14:15】
早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 応用化学専攻 教授 松方 正彦 氏
【講演のポイント】
NEDOの革新的廃プラスチック資源化技術開発のプロジェクトリーダーとして、またケミカルリサイクルのテーマリーダーとして、プロジェクトの全体像とケミカルリサイクル技術内容のいずれについても解説可能。
【講演キーワード】
資源循環、サーキュラーエコノミー、廃プラスチック処理、リサイクル、ケミカルリサイクル、ごみゼロ
【習得できる知識】
2035年断面におけるプラスチック資源の循環に関する技術的展望を把握できる。
石油精製プロセスを生かしたケミカルリサイクルに関して、その意義と必要な要素技術を把握できる。
【講演主旨】
演者らは廃プラスチックの埋め立て・単純焼却処理ゼロを目指した統合的技術開発をNEDO事業として開始した。本PJの目指すところは、現在年間900万トン排出されているプラスチックの処理について、2035年までに輸出はもちろんのこと、単純焼却および埋め立て処分をゼロとする技術開発と社会実装のためのロードマップつくりである。本講座ではプロジェクト全体の概要と、演者が担当している新規ケミカルリサイクル(新CR)技術開発について紹介したい。
【講演プログラム】
- NEDO事業の概要
- 事業の背景
- 研究開発事業と体制
- 技術開発の概要
- 高度選別
- 新マテリアルリサイクル
- 新ケミカルリサイクル
- 新エネルギーリカバリー
- LCA
- 新ケミカルリサイクル技術の概要
- 新ケミカルリサイクルの開発要素
- 開発体制
- 開発プロセスに必要な要素技術
- プラスチックの熱・触媒分解挙動
- プラスチックの熱分解挙動
- プラスチックの分解に対する触媒の効果
- プラスチック分解経路解明に必要な亜要素技術
- まとめ
【質疑応答】
第3講 廃棄プラスチックからの水素エネルギー再生とその実用展開
【14:30-15:45】
昭和電工(株)川崎事業所 企画統括部 兼 プラスチックケミカルリサイクル推進室長 栗山 常吉 氏
【講演のポイント】
世界で唯一廃棄プラスチックからの長期アンモニア生産。経済的に成立したケミカルリサイクルプラント。
【講演キーワード】
低炭素水素、プラスチックガス化、ケミカルリサイクル、プラスチックアンモニア原料化、エコアン
【習得できる知識】
プラスチックケミカルリサイクル大規模商業運転に必要な事。低炭素クリーン水素の利活用方法。
【講演主旨】
使用済みプラスチックをガス化して水素を取り出すケミカルリサイクルシステム。水素は主としてアンモニア原料とするが、実証事業では低炭素水素としてクリーンエネルギーとしてFCV、FCで利用している。ガス化の過程で副産するCO2も製品としている。
その他、低炭素クリーン水素の利用方法を紹介。
【講演プログラム】
- 会社紹介、事業所紹介
- プラチックリサイクルプラント紹介
- 前処理設備
- ガス化設備
- 低炭素水素をもちいた実証事業など取組み紹介
- 環境省実証事業
- 外食産業との取組み
- 鉄道会社との取組み
- その他の取組み
【質疑応答】