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紙製製品を作るための紙材料科学の基礎とバリアー性
開催日 |
13:30 ~ 17:30 締めきりました |
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主催者 | (株)AndTech (&Tech) |
キーワード | 化学技術一般 高分子・樹脂加工/成形 環境負荷抑制技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です |
紙パルプ学および紙系材料の極く初歩的な知識、
特にその構造と物性および紙加工について解説!
近年、マイクロプラスチック問題ならびに地球温暖化対策として、脱プラ材料としての紙の重要性が改めて注目されています。
セミナー講師
株式会社やまうち七兵衛商会 代表取締役 農学博士 山内 龍男 氏(元・京都大学 農学研究科)
セミナー受講料
【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
セミナー趣旨
近年、マイクロプラスチック問題ならびに地球温暖化対策として、脱プラ材料としての紙の重要性が改めて注目されている。また、「持続可能性」というキーワードとともに、本年2020年の東京オリンピック選手村で段ボール製ベッドが採用されたことも記憶に新しい。
紙は約2000年の歴史ある有機材料であるが、近代的な製紙産業に発展したのは約150年前と、つい最近のことである。製紙産業の近代化に伴い、紙の原料は非木材の植物から木材となり、今日では日本における木材需要の約半分は紙の原料用途となっている。
しかし一方で、紙材料の基礎知識については世間一般に浸透していなく、また、その物性には未知の部分も多い。本セミナーでは紙の主原料であるパルプを含め、紙系材料の基礎(物性・構造)ならびにそのバリアー性と、脱ブラ材料としての展望を幅広く説明する。
習得できる知識
紙材料科学
セミナープログラム
- 紙とは、その歴史
- 木材からのパルプ製造
- 木材の特徴
- 非木材との比較
- 機械パルプ、化学パルプ、古紙パルプの各製造法
- パルプとその抄紙
- 抄紙の基本
- 叩解処理
- 紙の構造と、その不均一性
- 地合い
- 両面性
- 厚さ
- 表面構造、空隙構造と測定法
- 多孔的性質(バリア―性)
- 通気性
- サイズ性
- 光学的性質
- 白色度・不透明度
- 光散乱係数
- 力学的・強度的性質、常用試験
- 水分の影響
- 紙加工
- 塗工
- 含浸
- 貼り合わせ
- 次元化する紙系材料
- 段ボール
- 紙袋
- 紙管
- 液体容器
- モールド
- 参考資料
【質疑応答】
キーワード:紙加工、バリアー性、紙系材料、脱プラスチック、リサイクル性
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