計算科学を活用した材料創製・プリンティング技術による
新規モジュール作成技術について解説します!
セミナー趣旨
SDG’s達成というグローバルな視点から,太陽熱,産業排熱,自動車,体温…身の回りにあふれる熱エネルギー,これを回収して電力として再利用する新技術「熱電変換技術」が今注目を集めている.この熱電変換技術では(1)熱を電気に効率的にかえる物質をいかにしてデザインするか,(2)良好な熱電材料を用いていかにうまく熱電モジュールを作製するかが重要なキーポイントとなる.
本セミナーでは,これらの課題に対してナノテクノロジーと最先端の計算科学を用いてどのようにアプローチするかを紹介するとともに,熱電変換技術の現状と将来について概説する.さらに,通常スケールやナノスケール領域における熱計測についても概説する.
習得できる知識
・熱電変換のメカニズム
・計算科学を活用した熱電材料の探索
・プリンティング技術を活用した熱電モジュールの作製
・熱計測に関する基礎知識
セミナープログラム
1.熱電変換の基礎
1-1.ゼーベック効果とペルチェ効果
1-2.熱電変換と熱電発電
1-3.熱電材料の評価方法
1-4.熱電モジュールの基本構造
2.新しい熱電変換材料
2-1.環境に優しい新規熱電材料
2-2.層状構造を持つ新規熱電材料
2-3.その他の熱電材料
3.計算科学を活用した新規熱電材料の探索
3-1.高性能熱電材料の開発のポイント
3-2.第一原理電子状態計算と輸送係数
4.新エネルギーとしての熱電発電技術
4-1.自然エネルギーの利用と熱電発電
4-2.熱機関としての熱電変換
4-3.太陽光発電と熱電発電の関係
5.プリンティング技術を活用した熱電モジュールの作製
5-1.熱電モジュール作製プロセスとプリンティング技術
5-2.熱電インク
5-3.インクジェット印刷とインプリンティング技術
6.最近の研究と将来展望
6-1.微小領域での熱物性
6-2.フォノン・エンジニアリング
6-3.将来展望
スケジュール
昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。
熱電変換,プリンティング,ゼーベック,ペルチェ,SDG’s,研修,セミナー
セミナー講師
北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授・理学博士 小矢野 幹夫 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
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受講について
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- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
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