ISO9001によるICH-GCPが要求する医薬品開発QMSの解釈とSOPマネジメント
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 医薬品技術 QMS(ISO9001等) 医薬品・医療機器等規制 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Live配信セミナー ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
グローバルスタンダードのSOPマネジメントとは?
今すぐ作成・見直しすべきSOPとは?
~SOPの観点からのCROオーバーサイトのポイント~
■ステップ1>>
・本講座では、まずISO9001の基本的な考え方を理解し、必要不可欠な基礎知識を習得
■ステップ2>>
・改訂ICH-GCPが要求するQMS、リスクベーストアプローチ、プロセスアプローチ、
Built in Quality等の概念を理解
■ステップ3>>
・QMSを有効に運用しプロセス改善につなげていくためのアプローチの1つとして、
本講座のメインテーマであるSOPマネジメントについて学びます。
■ステップ4>>
・具体的には、QMSのツールとしてのSOPはどうあるべきか?記録管理のグローバルスタンダードとは?
生産性向上につながるSOPとは?無駄なSOPとは?今すぐ作成・見直しすべきSOPとは?
SOPの観点からのCROオーバーサイト等について解説します。
セミナー講師
新見 智広 氏
アンテレグループ合同会社 代表社員
オフィスアンテレ薬剤師行政書士事務所 代表
一般社団法人クリニカルリサーチ審査センター 理事
【ファイザー等の日米欧のグローバル製薬企業にて20年以上、医薬品開発、薬事、PMS及びマーケティングの経験 】
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーをお申込みの場合、上記キャンペーン価格が自動適用になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
配布資料
- PDFデータ/印刷可
セミナー趣旨
ICH-GCPに新しく取り入れられた品質マネジメントシステム(QMS)の概念は、製品やサービスの品質マネジメントのグローバルスタンダード(国際標準)であるISO9001として、既に世界中に広く普及し、確立している考え方(の一部)です。
各局の対応の状況を見てみると、ICHが2016/11/9にICH-E6(R2)を発出後、EMAが2017/6/14、やや遅れてFDAが2018/2/28、順次改訂ICH-GCPの運用を開始しています。
これに対し日本では、EMAとのレギュレーションラグ2年以上の2019/7/5、J-GCPといわれる省令GCPの本文には手を加えず、GCPガイダンスその他の通知を利用した形での運用を開始させています。そして、それに対する業界の反応を見ると、「品質マネジメント」でも「リスクベーストアプローチ」でもなく、「リスクマネジメント」と「イシューマネジメント」を行うことが、さも新レギュレーション対応であるかのような動きがあります。
改訂ICH-GCPのメッセージは、「efficiency=効率」です。そしてこの「効率」こそ、欧米と比較した場合の、日本の治験や医薬品開発の弱点であったはずです。したがって、われわれは、今般の改訂ICH-GCPを契機として、この「効率」改善に向けた取り組みを行わなければならないはずです。つまり、われわれがまず取り組むべきは、「リスクマネジメント」でも「イシューマネジメント」でもなく、「リスクベーストアプローチ」を基本方針とした「品質マネジメント」なのです。
以上のような考え方を理解するには、ISO9001の知識が必須となります。そこで、本講座では、まずISO9001の基本的な考え方を理解し、必要不可欠な基礎知識を習得します。その上で、改訂ICH-GCPが要求するQMS、リスクベーストアプローチ、プロセスアプローチ、Built in Quality等の概念を理解します。さらに、QMSを有効に運用しプロセス改善につなげていくためのアプローチの1つとして、本講座のメインテーマであるSOPマネジメントについて学びます。具体的には、QMSのツールとしてのSOPはどうあるべきか?記録管理のグローバルスタンダードとは?生産性向上につながるSOPとは?無駄なSOPとは?今すぐ作成・見直しすべきSOPとは?SOPの観点からのCROオーバーサイト等について解説します。そして、最終的には、日本の治験や医薬品開発の「効率」改善につながるための品質マネジメントへ導くことを目標とします。
◆講習会のねらい◆
・ISO9001による品質マネジメントの基本的な考え方
・ISO9001とICH-GCPの関係
・医薬品開発QMSについて
・QMSのツールとしてのSOPのあり方
・海外規制当局(FDA/EMA)が求めるグローバルSOP
セミナープログラム
- Terminology
- 「Quality」について
- 「Management」について
- 「System」について
- ISO9001による品質マネジメント
- ISO9001について
- 2つの品質とは?
- 2つのコストとは?
- 7つの原則とは?
- 品質マネジメントの肝とは?
- ISO9001とICH-GCP
- ICH-E6(R2)改訂の真のメッセージとは?
- 品質マネジメント≠リスクマネジメント
- 「新GCPショック!」から立ち直れ!
- 品質マネジメント≠リーガルマネジメント
- ISO9001に基づくQMSへのパラダイムシフト
- Built in Qualityの考え方とは?
- 医薬品開発QMSのKPI(例)
- モニタリング≠オペレーション
- 医薬品開発QMSについて
- 臨床試験QMSの実装で何が変わる?
- Accountabilityとは?
- なぜ日本で品質不祥事のオンパレードが止まらないのか?
- これまでのマインドセットではQMS対応不可能!?
- What is our ultimate goal?
- 医薬品開発QMSにおけるSOPマネジメント
- そのSOPは本当に必要なのか?!
- SOPと教育の勘違い!?
- 記録管理のグローバルスタンダードとは?
- 生産性向上につながるSOPの3つのSとは?
- そのSOPはいますぐ捨てよう!
- 避けるべき表現とは?
- GCP,ガイドライン等の規制はどこまで盛り込むべきか?
- 今すぐ作成・見直しすべきSOPとは?
- 手順と手順書は別物!?
- SOPマネジメントシステムのあり方
- グローバルSOPとローカルSOPの考え方
- SOPで絶対にやってはいけないこととは?
- SOPの観点からのCROオーバーサイト(Oversight)
□質疑応答□