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高分子構造形成の基礎とシミュレーション【大阪開催】
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂技術 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市淀川区】滋慶医療科学大学院大学 |
交通 | 【JR・地下鉄】新大阪駅 |
~PC実習付き~
前半は高分子構造形成の基礎概論を解説し、後半ではフリーソフトOCTAを使ってシミュレーションの実習を行なう!
講師
京都工芸繊維大学 材料化学系 教授 博士(理学) 藤原 進 氏
《略歴》
1995年3月 慶應義塾大学 大学院理工学研究科 物理学専攻 後期博士課程 修了
1995年4月 核融合科学研究所 助手
1999年2月 文部省在外研究員(ペンシルヴァニア大学化学科)(1999年3月まで)
2002年4月 京都工芸繊維大学 助教授
2007年4月 京都工芸繊維大学 准教授
2014年1月 京都工芸繊維大学 教授
《活動等》
・日本物理学会 領域12 化学物理分科会 世話人(2001年11月~2002年10月)
・日本物理学会 第73~74期代議員(2017年3月31日~2019年3月31日)
・日本物理学会 領域委員会 領域12副代表(2017年4月~2018年3月)
・高分子学会 高分子計算機科学研究会 運営委員会副委員長(2012年4月~2014年3月)
・高分子学会 高分子計算機科学研究会 運営委員会委員長(2014年4月~2016年3月)
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
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受講対象・レベル
主に化学・エレクトロニクス関連メーカーの技術者、研究者
趣旨
高分子のもつ特徴の一つとして、凝集構造の階層性を挙げることができる。例えば、結晶性高分子やブロック共重合体などは、複雑で階層的な構造をとることが知られている。本セミナーの前半では、階層的な構造をもつ高分子の構造形成に焦点を当て、その基礎概論を述べたあと、高分子のモデリングやシミュレーション手法の要点を解説する。また、OCTAやLAMMPSなど、高分子シミュレーションにおいてよく用いられるフリーソフトウェアについての概要を紹介する。後半では、各シミュレーション手法(MD法およびDPD法)について、OCTAの汎用分子動力学シミュレータCOGNACを用いたシミュレーションの実習を行い、入力データの作成からシミュレーションの実行、出力データの解析に至るまで、シミュレーション研究の一連の手順を概観する。
プログラム
1. 高分子構造形成の基礎概論
1-1 高分子の結晶化
1-2 ブロック共重合体のミクロ相分離
2. 高分子のモデリング
2-1 階層構造 ~結晶性高分子を例にとって~
2-2 全原子モデル
2-3 粗視化モデル
3. 高分子のシミュレーション手法
3-1 分子動力学(MD)法
3-2 ランジュバン動力学(LD)法
3-3 散逸粒子動力学(DPD)法
4. ソフトウェアの特徴
4-1 OCTA(COGNACなど)
4-2 LAMMPS
5. pythonによるプログラミング演習
6. OCTAのCOGNACを用いたシミュレーション実習
6-1 インストール関連
6-2 サンプルデータを用いた適用事例
6-3 MDシミュレーションの実習 ~単一高分子鎖の構造形成~
6-4 DPDシミュレーションの実習 ~両親媒性分子の高次構造形成~
【質疑応答・名刺交換】
キーワード 高分子,高次構造,構造形成,シミュレーション,OCTA,ポリマー,講座,研修,セミナー