バッテリマネジメントシステムの基礎とバッテリパックの設計手法
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | 日本アイアール |
キーワード | 電気・電子技術一般 制御・システム 電気化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
リチウムイオン電池の基礎から丁寧に解説するので、
初心者でも安心!
バッテリマネジメントシステム(BMS)やバッテリモジュールについてや、バッテリパックの設計手法や注意点、想定される不具合の対処方法などを経験者の立場で解説!
セミナー講師
デルタテックラボラトリ 代表 高瀬 弘嗣 講師
セミナー受講料
39,600円/1名(税込)
※受講者はマイク、カメラを付けたPCでご参加ください。
※レジュメの送付形式:紙
※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
※高瀬講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。
★ご自宅や職場でのオンライン受講が難しい方は、セミナールームで受講して頂くことも可能です。
セミナーのLive映像を、プロジェクタで視聴しながら受講できます。
ご希望の方は、お申し込みの際に、「セミナールームでの受講を希望」と記載してください。
セミナー趣旨
自動車業界では電気自動車へのシフトが進み、再生可能エネルギーで代表的な太陽光発電では太陽光パネルと一緒に蓄電池の普及が進んでいます。そのため、電気自動車や蓄電池などに搭載されるリチウムイオンバッテリは、今後活用する機会が多くなると考えられています。
リチウムイオンバッテリはエネルギー密度が高く大容量の電力を蓄電できる一方、過充電もしくは過放電すると発火発煙する危険性があります。そのため、リチウムイオンバッテリを使用する場合は、適切な管理と制御が必要になってきます。
本講座では初心者の方でも理解しやすいようにリチウムイオンバッテリの特徴を説明しながら、バッテリマネジメントシステム(BMS)やバッテリモジュールについて詳しく説明します。そして、講座の後半では、バッテリやBMS基板、電流センサなどで構成されるバッテリパックの設計手法や注意点、想定される不具合の対処方法などを設計経験者の立場で説明します。
初心者の方でもバッテリマネジメントシステムの基礎技術やバッテリパックの設計手法を習得することができ、貴社製品へのリチウムイオンバッテリの搭載をご検討されている方には大変お勧めです。
受講対象・レベル
- バッテリマネジメントシステムやバッテリパックの設計に関わる技術者、開発チームリーダー
- 電動車や蓄電池などリチウムイオンバッテリを搭載した製品への新規参入を検討している開発マネージャー
習得できる知識
- バッテリマネジメントシステムの構成や機能を基礎から習得することができる
- バッテリパックを安全に設計できる手法を習得することができる
- 当講座で習得した基礎技術を電動車や蓄電池などのリチウムイオンバッテリを搭載した製品開発に活用することができる
セミナープログラム
- バッテリマネジメントシステム(BMS)の基礎
- リチウムイオンバッテリの特長
- バッテリマネジメントシステムの役割
- バッテリマネジメントシステムの制御方法(SOC・SOH、充放電制御、エラー制御など)
- バッテリモジュールの構成と機能
- バッテリモジュールの構成とセルマネジメントユニット(CMU)の役割
- バッテリモジュールの機能(CMU制御、セル電圧・温度測定、セルバランスなど)
- リチウムイオンバッテリの充電方法
- 二次電池の充電方法(トリクル充電、CV充電、CC-CV充電など)
- 充電器の特徴(整流回路、力率改善回路、フルブリッジコンバータなど)
- バッテリパックの役割と設計手法
- バッテリパックの役割
- バッテリパックのシステム設計
- バッテリパックの筐体設計
- バッテリパック設計の注意点とポイント
- バッテリパック設計の失敗例とそのポイント
- リチウムイオンバッテリの使用上の注意点
- バッテリパックで想定される不具合とその対処方法
- バッテリセルに起因する不具合の対処方法
- システムに起因する不具合の対処方法
- 外的要因による不具合の対処方法
質疑応答