以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
熱硬化性樹脂複合材料 (GFRP&CFRP)の基礎とリサイクル技術
光学用透明樹脂の基礎と光学特性制御および高機能化
エポキシ樹脂全般の知識とリサイクル技術
エポキシ樹脂用硬化剤の種類,反応機構,選び方,使い方
エポキシ樹脂の基礎と配合技術、使用時のトラブル対策
高周波配線基板に対応した低誘電率・低誘電正接性を有する樹脂・材料の開発動向【LIVE配信・WEBセミナー】
エポキシ樹脂の実用の基礎知識とフィルム化&接着性の付与技術とその応用
樹脂成型の知識
【中止】高耐熱/高機能樹脂の開発動向
開催日 |
9:55 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社ジャパンマーケティングサーベイ |
キーワード | 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Webセミナー(Zoomウェビナーを利用)として開催いたします。 |
高耐熱樹脂の開発動向について、詳細に解説!
セミナー講師
畠山技術士事務所 所長 技術士(応用理学部門)
畠山 晶 氏
岩手大学 理工学部 化学コース
工学博士(高分子材料化学) 教授
大石 好行 氏
セミナー受講料
1名様 54,780円(税込)
(テキストを含む・事前に送付いたします)
セミナープログラム
10:00~12:50
「架橋技術によるポリマーの高耐熱化/高機能化」
畠山技術士事務所 所長 技術士(応用理学部門)
畠山 晶 氏
架橋はポリマーの耐熱性を向上させる実用的な手段である。しかし、架橋の効果はポリマーの状態により大きく変わる。そこでここではポリマー鎖の状態と架橋の効果について説明する。
架橋を形成する方法としては様々なものが知られている。ここでは代表的な架橋とその形成方法、特徴について紹介する。さらに架橋形成の具体的な注意点についても説明する。
最後に架橋による耐熱性向上の実例を紹介する。さらに、架橋による接着改良について説明する。特に架橋は接着を悪化させる場合もあるので注意が必要である。
- ポリマーの耐熱性と架橋
- ポリマー鎖の動きとポリマー物性の変化
- 架橋の形成方法
- 架橋による耐熱性改良
- 架橋による接着性能の改良
- まとめ
12:50~13:40 休憩時間
13:40~16:30
「トリアジン含有ポリマーの高耐熱化/高機能化」
岩手大学 理工学部 化学コース
工学博士(高分子材料化学) 教授
大石 好行 氏
芳香族複素環を有する高分子は、高耐熱性および高機能性の高分子材料として重要な位置を占めている。1,3,5-トリアジン環を有する高分子は、メラミン樹脂やビスマレイミド-トリアジン樹脂などの熱硬化性樹脂として既に実用化されている。本講演では、トリアジン環を有する熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂の高耐熱化および高機能化に関する分子設計と材料設計について解説する。具体的には、トリアジンジクロリドからのポリマーの設計、トリアジンジチオールからのポリマーの設計、トリアジン含有モノマーからの熱可塑性および熱硬化性ポリマーの設計、トリアジン系ポリマーを用いる複合材料の設計に分類して説明します。
- トリアジン系ポリマーの分子設計/材料設計
- トリアジンジクロリドからの縮合系ポリマー設計
- トリアジンジチオールからの縮合系ポリマー設計
- トリアジン含有モノマーからの熱可塑性ポリマー設計
- トリアジン含有モノマーからの熱硬化性ポリマー設計
- トリアジン系ポリマーを用いる複合材料設計
※各講演時間に5分程度の質疑応答を含みます。