【中止】新型コロナウイルス変異型の変異株同定と感染分子機構解明【Live配信セミナー】

60,500 円(税込)

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※銀行振込、会場での支払い

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開催日 10:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 医薬品技術   バイオ技術   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません

新型コロナウイルス変異型に関する最新情報や、
臨床現場での実態、生の声が聴ける!

セミナー講師

【第1部】国立大学法人東京医科歯科大学(TMDU)大学院医歯学総合研究科ウイルス制御学 准教授
/医学部附属病院病院長補佐 武内 寛明 氏

【第2部】 東海大学 医学部 基礎医学系 分子生命科学 講師 中川 草 氏

【第3部】 理化学研究所 開拓研究本部 杉田理論分子科学研究室 専任研究員 森 貴治 氏

セミナー受講料

1名につき60,500円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
     → https://zoom.us/test
  • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
    セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
    Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

セミナープログラム

【10:00~12:00】

【第1部】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック下のSARS-CoV-2変異株発生要因およびその特徴について

国立大学法人東京医科歯科大学(TMDU)大学院医歯学総合研究科ウイルス制御学 准教授/医学部附属病院病院長補佐 武内 寛明 氏

【講座主旨】
COVID-19治療戦略として様々な取り組みがなされているが、未だ終息の目処がついていないのが現状であり、「SARS-CoV-2とヒトとのせめぎあい」の渦中であるといえる。一般的に病原体(ウイルス)の長期生存戦略は、「宿主(ヒト)免疫反応からの逃避」であり、その逃避法としてもっとも有効なのは「遺伝子変異」であるが、SARS-CoV-2も例外ではない。本講演では、COVID-19パンデミック下でのSARS-CoV-2流行株の発生要因・特徴およびその変遷についてお話させて頂きたい。

【講座内容】

  • 感染症コントロールの基本について
  • COVID-19およびその原因病原体であるSARS-CoV-2について
  • SARS-CoV-2変異株発生要因について
  • SARS-CoV-2パンデミック株の変遷について
  • SARS-CoV-2国内流行株の変遷について
  • COVID-19制圧に向けて

【質疑応答】

【12:45~15:15】

【第2部】新型コロナウイルスのゲノム解析による変異株の同定と今後について

東海大学 医学部 基礎医学系 分子生命科学 講師 中川 草 氏

【講座主旨】新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症は2019年末に中国で報告されてから、2021年4月末現在において世界で1億4千万人以上の感染者が報告された。本講座ではSARS-CoV-2の分類、ゲノムにコードされている遺伝子、そしてこれまでの遺伝子変異について取り上げる。加えて、近年報告が相次いでいる変異株について、そしてそのような変異が迅速に同定できるようになったゲノム解析技術の進展についても取り上げる。それらの状況からSARS-CoV-2の今後についても考察する。

【講座内容】

  • SARS-CoV-2のゲノム解読、構造
  • SARS-CoV-2の近縁のコロナウイルス
  • SARS-CoV-2のS遺伝子の変異
  • SARS-CoV-2のnsp14遺伝子の変異
  • SARS-CoV-2のORF3b, ORF6の変異
  • SARS-CoV-2のゲノムシークエンスを活用した迅速診断
  • 今後のウイルス感染症ゲノムサーベイランスについて

【質疑応答】

【15:30~17:00】

【第3部】分子シミュレーションによる新型コロナウイルス感染の分子機構の解明

理化学研究所 開拓研究本部 杉田理論分子科学研究室 専任研究員 森 貴治 氏

【講座主旨】
新型コロナウイルスの表面にはスパイクタンパク質と呼ばれる突起状のタンパク質が存在しており、感染初期の段階においてスパイクタンパク質とヒト細胞表面に存在するACE2受容体が結合する。クライオ電子顕微鏡を用いた立体構造解析により、感染に関与するタンパク質複合体の分子構造が続々と分かってきた。本講演では、主にスパイクタンパク質に焦点を当てて、スーパーコンピュータを用いた分子動力学シミュレーションによりこれまで分かってきた感染の分子機構について紹介し、計算科学の観点から今後の展望について解説する。

【講座内容】

  1. 新型コロナウイルスの分子構造
  2. 分子動力学シミュレーションとは
    1. MD計算の基本原理
    2. スーパーコンピュータを用いた並列計算
    3. 分子動力学計算プログラム GENESIS の紹介
  3. スパイクタンパク質/ACE2受容体の分子動力学シミュレーション
    1. 「富岳」を用いた我々の研究事例
    2. その他の研究事例紹介
  4. 今後の展望

【質疑応答】