産業応用のための3次元点群処理の基礎【Web配信】
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社トリケップス |
キーワード | 情報技術 メカトロ・ロボティクス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
産業分野で必要とされる三次元点群処理の
基礎と応用について解説!
セミナー講師
荒井 翔悟 氏
東北大学 大学院 情報科学研究科 特任准教授(研究)
セミナー受講料
お1人様受講の場合 50,600円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
セミナー趣旨
三次元計測センサの低価格化で、産業分野でも三次元点群処理を行う事例が増えています。
このセミナでは、産業分野で必要とされる三次元点群処理の基礎と応用について解説します。
基礎では、三次元点群処理の初学者を対象に、基本的な原理とPoint Cloud Library を
使った初歩的なコードの解説を実施します。特に、三次元点群処理にこれから取り組みたい方、ライブラリを使って三次元点群処理の実装をしているが原理について知りたいと考えている方にとって有用となる講義を目指します。
応用では、これまで講師が取り組んできた工業部品のバラ積みビンピッキングについて、最新の研究動向を踏まえた紹介を行います。また、昨今注目されている人-ロボットの協働作業における作業者の行動予測や工業部品の三次元モデル作成について簡単な事例を紹介します。
本セミナーでは、Point cloud libraryを使ったサンプルコードを簡単に紹介いたします。
Point cloud libraryはC++をベースとしているので、紹介するコードもC++で書かれています。
ただ、本セミナーでは、あくまで3次元点群処理の各種アルゴリズムの理解に主眼をおきますので、理解ができれば、他の言語でアルゴリズムを実装することができるかと思います。
受講対象・レベル
数学レベルですが、線形代数の基礎的な知識(固有値など)と分散・共分散行列についての知識があれば理解がより進むと思います。
また、プログラムについては、言語を問わず、なにかの言語でプログラムを作成した経験があればよいと思います。
紹介するコードはC++で書かれていますが、C++の知識がなくても、コードの内容は理解できるかと思います。
習得できる知識
- 三次元点群処理の基本的な原理の理解
- 三次元点群を利用した位置姿勢推定
- 三次元点群を利用したバラ積みビンピッキング
- 人-ロボット協働作業における三次元点群処理の基礎
- Point Cloud Library を使った基礎的な三次元点群処理
セミナープログラム
- 導入
- 三次元点群を使った位置姿勢推定方法の分類
- セグメントを使った位置姿勢推定
- ICPによる位置姿勢推定
- 3D Keypointを使った位置姿勢推定
- 3D Keypoint を使った位置姿勢推定
- 推定プロセス概要
- 3D Keypoint (三次元キーポイント)
- 3D Feature (三次元特徴量)
- 3D Keypoitnのマッチング
- マッチングに基づく位置姿勢推定
- Point Cloud Library の紹介
- バラ積みビンピッキングのための画像処理と三次元点群処理
- MFCによる金属光沢物体のビンピッキング
- SAC-LMIによる金属光沢物体のビンピッキング
- PPFによるビンピッキング
- 三次元点群処理のその他の応用例
- 工業部品の三次元モデル作成
- 人-ロボットの協働作業のための認識と行動予測