<速習セミナー>人工知能(AI)ビジネスに必要な知財の基礎と法的留意点
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 企業法務 知的財産マネジメント AI(人工知能) |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
AIを活用したビジネスを始めるに当たっての法的な留意点を半日速習!
講師
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
シニアパートナー 弁護士 早川 真崇 先生
【講師略歴】
弁護士・弁理士・公認不正検査士。
99年東京大学法学部卒。ワシントン大学ロースクール客員研究員、東京地検特捜部、法務省刑事局総務課などを経て、14年弁護士登録。企業危機管理、一般企業法務などを扱うほか、16年9月には一般社団法人 人工知能ビジネス創出協会(通称AIB協会)の設立に関わり、同協会の理事に就任して、人口知能(AI)を利活用した新規ビジネスの創出を法務面から支援している。AIB協会外でも、AIを利活用したビジネスに関わる法務や知財に関する法的助言などを行っている。
【専門】
AIなどのテクノロジーを活用したビジネスに関する法務・知財、一般企業法務、企業危機管理など
【本テーマ関連学協会での活動】
一般社団法人 人工知能ビジネス創出協会理事
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■はじめに
人工知能を活用したビジネスを進めるに当たり、規制や法的な留意点の概略を把握しておくことが有用です。本セミナーでは、人工知能ビジネスをめぐる規制と法的な留意点を分かりやすく解説します。
■受講対象:
・人工知能ビジネスをめぐる規制や法的な留意点を詳しく知りたい方
・人工知能を利用したビジネス創出をお考えの方 など
セミナー内容
1.人工知能(AI)技術に関する基礎知識
(1)「アルファ碁」がプロ囲碁棋士を破る→この意義は?人工知能(AI)とは何?
(2)ロボット研究と人工知能研究
(3)人工知能(AI)関連の研究分野
(4)ビジネスアイデアの基礎となる機械学習の特徴
・教師あり学習・教師なし学習・強化学習
2.AI技術を活用したビジネスの現状
・ビジネス事例紹介
ex.音声認識技術(話題のアマゾンエコーは何がすごい?)
3.AI技術の活用による事業化を検討する上でのポイント
4.AIを活用したビジネス創出に関わる法的問題点の概観
(1) 総論〜AIをめぐる法的問題点の捉え方・思考方法
(2) AI創作物と知財
・知的創造物についての権利に係る法律 (特許法・実用新案法・意匠法・著作権法)
・営業標識についての権利に係る法律 (商標法・不正競争防止法)
−AI創作物の具体例
−現行法制度下での整理
−検討中の課題・問題点
(3) AIにより集積されたデータベースの法的取扱い
−著作権法による保護
−不正競争防止法による保護
−民法上の不法行為責任追及による保護
(4) AI活用ビジネスに必要な要素〜IoT、ビッグデータとの関係
5.AIを活用したビジネスを始めるに当たっての法的留意点
(1) AIビジネスと知財マネジメント
−オープン・イノベーションの重要性
−ビジネスモデル特許
−IoTビジネスと知財戦略
−AIビジネスと知財戦略
(2) 学習済みモデル等の法的取扱い
(3) ビッグデータの収集・利活用をめぐる法的留意点
・「営業秘密」(不正競争防止法2条6項)を侵害するリスクはないか?
・著作権侵害となるリスクはないか?
・ビッグデータの利活用が不法行為(民法709条)に該当するリスクはないか?
・個人に関する情報の取得・利用がプライバシー権侵害による
不法行為(民法709条)として損害賠償責任の対象となるリスクはないか?
・個人情報保護法による規制の対象となるリスクはないか?
・データ取引に係る適切な契約が締結されているか?
(4)AIビジネスの類型に応じた諸問題
・自己完結型ビジネスの法的留意点
・オープンイノベーション型ビジネスの法的留意点
-提携の内容に応じた法的対応の必要性〜特に業務提携
-共同開発契約における留意点
-AIビジネスにおけるオープン・クローズ戦略