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開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 高分子・樹脂技術 自動車技術 繊維・炭素系素材技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】技術情報協会セミナールーム |
交通 | 【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅 |
★ CFRPの自動車部材応用の現状を探る!
★ 衝撃特性に影響を及ぼす母材樹脂の特性と
層内・層間の損傷メカニズムとは?
講師
1.金沢工業大学 大学院工学研究科
高信頼ものづくり専攻 教授 影山 裕史 氏
2.名古屋大学 未来社会創造機構
客員教授 工学博士 邉 吾一 氏
3.上智大学 理工学部
教授 工学博士 末益 博志 氏
受講料
1名につき55,000円(消費税抜き・昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円(税抜)〕
プログラム
< 10:30〜12:10>
1.自動車CFRP化の現状と各種工法、耐衝撃性向上の取り組みについて
金沢工業大学 影山 裕史 氏
【講演ポイント】
CFRPの一般的な知識だけではなく、CFRP部品製造にかかわる現場の悩み、解決策等を理解することができ、より、現実的にCFRPを見ることが可能。
1.CFRPの動向、成形加工技術
1.1 CFRPの面白さ(他産業)
1.2 一般的CFRP成形加工技術
2.自動車とCFRP、成形加工技術(現状)
2.1 CFRPの必要性
2.2 最近の動向 (BMW i3, Toyota Mirai)
2.3 現状成形技術
3.自動車とCFRP、成形加工技術(課題と今後)
3.1 課題:成形法が多すぎる
3.2 今後:自動車ならではの成形加工
4.自動車用CFRPの耐衝撃性向上の取り組み
4.1 CFRP部品と耐衝撃性向上
4.2 CFRP材料と耐衝撃性向上
4.3 CFRP成形加工と耐衝撃性向上
【質疑応答・名刺交換】
<13:00〜14:40>
2.衝突エネルギー吸収用CFRP/アルミ合金インパクトビームの開発と応答特性
名古屋大学 邉 吾一 氏
【講演ポイント】
自動車構造の軽量化を一層進めるために、従来からドアーの内部に使用されている鋼製のインパクトビームをCFRPとアルミ合金からハイブリッドビームに置き換えるための実験と解析、さらに両者の比較検討を行い、インパクトビームを迅速で効率的に設計するための手法を解説する。
さらに自動車の正面衝突に使用されているCFRP楕円筒の衝撃特性を解説し、熱可視性CFRTPとCFRPの衝撃特性の比較を説明する。
1.CFRP/アルミ合金製ハイブリッドビームの衝撃実験
2.FEMを用いたCFRP/アルミ合金製ハイブリッドビームの衝撃解析
3.CFRP/アルミ合金製ハイブリッドビームの設計手法
4.正面衝突用CFRP製楕円筒の衝撃実験と解析
5.CFRPとCFRTPの衝撃特性の比較
【質疑応答・名刺交換】
<14:50〜16:30>
3.CFRP材料の損傷・破壊モードと耐衝撃特性
上智大学 末益 博志 氏
【講演ポイント】
CFRP材料は、非常に強度の大きい炭素繊維を樹脂で固めた材料であり、材料の不均質性に起因して複雑な損傷を発生して金属では見られないような破壊現象を示す。この点に焦点を当てて複合材料の損傷問題を整理する。
1.序論
2.複合材料の力学
3.層内の損傷
4.層間の損傷
5.損傷の発生と進展の推定
6.衝撃損傷とその問題点
7.まとめ
【質疑応答・名刺交換】