フレキシブルOLEDのための材料・生産プロセス技術とディスプレイ開発【Live配信】

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開催日 13:00 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 電子デバイス・部品   半導体技術   高分子・樹脂加工/成形
開催エリア 全国
開催場所 Live配信セミナー(リアルタイム配信) ※会社・自宅にいながら学習可能です※

フレキシブルな基板、バリア・封止、透明電極技術
R2Rと印刷技術、曲げ特性と丈夫さを併せ持つ
ディスプレイ開発例まで

  • 先進的な研究開発を行う、山形大学/フレキシブル基盤技術研究G、半導体エネルギー研究所の取り組みを解説。
  • フレキシブルOLEDの製造工程、技術・事業動向から、フレキシブル材料・封止・印刷プロセス技術、曲げ特性 と丈夫さの両立に向けたディスプレイ開発の取り組み事例を紹介します。

セミナー講師

第1部 「フレキシブルOLEDのための基板,バリア・封止,透明電極,R2R・印刷技術」(13:00~15:00)
 山形大学 有機エレクトロニクスイノベーションセンター 産学連携教授 向殿 充浩 氏

第2部 「フレキシブル OLED ディスプレイ開発の取り組み​」(15:10~16:30)
 (株)半導体エネルギー研究所 OEL部 次長 江口 晋吾 氏

セミナー受講料

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【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
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※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-mail案内登録価格 33,440円 ) 
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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受講について

ZoomによるLive配信

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申込み受理のご連絡メールに接続テスト用のURL、ミーティングID、パスワードが記されております。
    「Zoom」のインストールができるか、接続できるか等をご確認下さい。
  • 後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。

配布資料

  • 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
    ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
    ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

セミナープログラム

第1部 「フレキシブルOLEDのための基板,バリア・封止,透明電極,R2R・印刷技術」

 有機EL事業は、1997年のパイオニアによる世界初の有機ELディスプレイ製品化以来、長い黎明期が続きましたが、2017年の有機ELディスプレイ搭載iPhoneの登場、国内メーカーの4K有機ELテレビ発売を契機に本格的事業拡大期に入りました。さらに、フォルダブル有機EL商品化、巻き取り型有機ELテレビ試作品など、フレキシブル・フォルダブルが重要なキー技術となってさらなる事業拡大が続くと見込まれます。
 本セミナーでは、フレキシブル有機ELのキーテクノロジーとマテリアルについて、フレキシブル基板(超薄板ガラス、ステンレス箔、バリアフィルム等)、バリア技術(バリア層形成技術、バリア性評価技術等)、フレキシブル封止(ダムフィル、TFE、ラミネート等)、ITO代替透明電極技術(導電性ポリマー、銀ナノワイヤー、メタルメッシュ等)、ロールtoロール(R2R)技術、印刷技術を中心に、私どもの研究グループ「山形大学フレキシブル基盤技術研究グループ(仲田/古川/結城/向殿研究グループ)」における研究成果も交えて紹介します。

1.フレキシブル有機ELの基礎
  1.1 有機ELの原理と特長
  1.2 フレキシブル有機ELの特長
  1.3 フレキシブル有機ELの製造方法
  1.4 フレキシブル有機ELの技術動向、事業動向

2.フレキシブル基板技術
  2.1 フレキシブル基板への要求仕様
  2.2 超薄板ガラス
  2.3 高機能ステンレス箔
  2.4 バリアフィルム

3.フレキシブル有機ELにおけるバリア技術とフレキシブル封止技術
  3.1 ガスバリア技術の基礎と要求性能
  3.2 バリア性評価(Ca腐食法、差圧法、等)
  3.3 バリア層形成技術
  3.4 フレキシブル封止(ダムフィル、TFE、ラミネート、等)

4.ITO代替透明電極技術
  4.1 透明導電ポリマー
  4.2 銀ナノワイヤー
  4.3 メタルメッシュ電極

5.フレキシブル有機EL用ロールtoロール技術(R2R)技術・印刷技術
  5.1 フォトリソフリー透明電極形成
  5.2 バリア層形成

6.おわりに

□ 質疑応答 □

◆得られる知識
 ・フレキシブル有機ELの基礎
 ・フレキシブル基板技術(超薄板ガラス、ステンレス箔、バリアフィルム等)
 ・バリア技術(バリア層形成技術、バリア性評価技術等)
 ・フレキシブル有機EL封止技術(ダムフィル、TFE、ラミネート等)
 ・ITO代替透明電極技術(透明導電ポリマー、銀ナノワイヤー、メタルメッシュ電極等)
 ・ロールtoロール(R2R)、印刷技術(バリア層形成、電極形成等への適用)

第2部 「フレキシブルOLEDディスプレイ開発の取り組み」

 フレキシブルOLEDディスプレイの現状とその作製プロセスについて概説する。また、フレキシブルOLEDディスプレイの今後の課題、およびその課題に対する取り組みについて述べる。
 フレキシブルOLEDディスプレイの応用として、自由に折り曲げ可能なフォールダブルディスプレイが挙げられる。フォールダブルディスプレイにおいては、十分な曲げ性を持たせるためにフィルムベースの基材による薄型化が図られるが、これに伴いディスプレイ面に対する耐衝撃性などの丈夫さの確保が課題となる。通常では曲げ特性と丈夫さの確保とはトレードオフの関係となる。ここではこれを解決するためのアプローチについて説明する。

1.これまでのフレキシブルOLEDディスプレイ関連技術の紹介
  1.1 SELにおけるフレキシブルOLEDディスプレイ開発のあゆみ
  1.2 フレキシブル化プロセスの手法

2.フレキシブルOLEDディスプレイの応用拡大に向けての課題

3.曲げ特性と丈夫さを併せ持つフレキシブルOLEDディスプレイへの取り組み
  3.1 汎用性の高いフレキシブルOLEDディスプレイを実現するための方針
  3.2 ヤング率が低いフィルムをカバーフィルムに用いる利点
  3.3 中立面位置のシミュレーション
  3.4 低ヤング率カバーフィルムの曲げ性への影響

□ 質疑応答 □