切削加工におけるびびり振動の発生機構と各種抑制法
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 機械技術 生産工学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【中央区】中央区立産業会館 |
交通 | 【JR】馬喰町駅・浅草橋駅 【地下鉄】東日本橋駅・馬喰横山駅 |
シミュレーション用のExcelファイルを無料配布いたします。
詳細はプログラムをご確認ください。
講師
名古屋大学 大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻
教授 社本 英二 氏
<略歴>
1989年3月25日 名古屋大学大学院 工学研究科 博士後期課程 機械工学専攻修了(工学博士)
1989年4月1日 神戸大学工学部 助手
1994年8月1日 神戸大学工学部 助教授
1995年10月1日~1996年7月31日 ブリティッシュコロンビア大学 Altintas研究室 客員研究員 2002年4月1日 名古屋大学大学院 工学研究科 教授、現在に至る
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
習得できる知識
切削加工におけるびびり振動の発生機構と各種抑制法に関する全般的な知識
趣旨
切削加工におけるびびり振動を理解するためには、切削加工プロセスにおいて生じる切削力と機械構造の振動特性(動コンプライアンス)に関する基礎知識が必要です。
本講演では、後者の振動特性に関する解説は省略し、基礎知識としては前者の切削力についてのみ概説します。具体的には、2次元切削について、および実用的な切削の代表例として旋削とエンドミル加工について概説します。次に、問題となることの多い再生型およびモードカップリング型のびびり振動の発生機構とその安定性に対する各パラメータの影響について解説します。最後に、近年研究開発されている新しい手法を含めて、各種抑制法について紹介します。切削機構やびびり振動現象を理解し、加工能率や精度の向上、問題解決等に役立てて頂けることを期待しています。
プログラム
1.切削機構の基礎
1-1.2次元切削機構
1-2.エッジフォースと寸法効果
1-3.実際の切削加工
傾斜切削,旋削,エンドミル加工
2.びびり振動
2-1.切削における各種振動問題
2-2.旋削におけるびびり振動
発生機構と基礎理論,実際の旋削,各種抑制法
2-3.エンドミル加工におけるびびり振動
発生機構と基礎理論,各種抑制法
2-4.最近の研究例
再生びびり安定性指標,不等ピッチ/リード工具,速度差法,深溝加工
【質疑応答・名刺交換】
【無料配布シミュレーション用Excelファイル】
2ファイルを配布いたします。(再配布を禁止です)
1.切削力解析
シート1:せん断面モデルに基づく切削力予測
シート2:スクエアエンドミル加工力の予測とその周波数解析
基本的な切削プロセスの理解と、簡便な切削力の予測などに有用なファイルです。エンドミル加工力の周波数成分を分析することで、その強制振動の傾向を理解・予測したり、加工条件の変更による振動低減にも利用することができます。
2.びびり振動安定限界解析
シート1:突切り旋削時の再生びびり振動安定限界予測
シート2:スクエアエンドミル加工時のびびり振動安定限界予測
基本的な切削プロセスでのびびり振動安定限界線図を簡便に予測することができます。各加工条件パラメータがびびり振動安定限界に及ぼす影響の理解や、加工条件の変更によるびびり振動回避などに役立つファイルです。
キーワード 切削,旋削,加工,振動,抑制,対策,講習会,研修,セミナー