5Gの考え方から技術・制度の動向まで【Web配信】
開催日 |
11:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社トリケップス |
キーワード | 通信工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
5Gで何が変わるのか?
6Gの向かう先とは?
セミナー講師
石津健太郎(いしづけんたろう)氏
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) 経営企画部 企画戦略室
プランニングマネージャー(博士(情報科学))
<経歴>
2005年 大学院博士後期課程修了 博士(情報科学)
独立行政法人情報通信研究機構(現在、国立研究開発法人)入所
2015年 同 スマートワイヤレス研究室 研究マネージャー
2019年 同 経営企画部 企画戦略室 プランニングマネージャー
この間、コグニティブ無線、ホワイトスペース通信、第5世代移動通信システム(5G)などに関する研究開発に従事。国際規格の標準化活動や国際的な実証試験に取り組む。5Gに関しては、自営利用に関する研究開発を主導。電子情報通信学会スマート無線研究専門委員会 副委員長。ローカル5G普及研究会 副委員長。
セミナー受講料
お1人様受講の場合 50,600円[税込]/1名
1口でお申込の場合 61,600円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
セミナー趣旨
第5世代移動通信システム(5G)は、超高速大容量、高信頼低遅延、多数同時接続などの特徴を持ち、移動通信に適した無線システムです。しかし、5Gでは無線技術だけではなく、管理システムやネットワーク制御に関する仕組みの見直しが図られており、これまでの携帯電話の延長としての使い方だけでなく、人間を中心として経済を発展させ社会的な課題を解決していく、いわゆる「Society 5.0」においても、5Gの活用は当然のものとして期待されています。このようなことから、その基礎的な技術や現在行われている制度化や実証試験に関する情報は、今後の技術開発戦略やサービス創出を検討する上で欠かせないものです。
本講演では、5Gの概要や考え方を始め、それを取り巻く技術について解説しますので、今後10年程度を見通したビジネスや、2030年ごろからの実用化を目指した6Gの動向について、広く情報を習得する機会としていただければと思います。
セミナープログラム
1 はじめに
1.1 移動通信システムの歴史
1.2 5Gの特徴
1.3 実証試験の取り組み例
2 移動通信システムの仕組み
2.1 システム構成
2.2 移動通信を可能にするためのハンドオーバ
3 5Gの技術(基本編)
3.1 性能の概要
3.2 5Gで用いる電波の周波数と特徴
3.3 日本における5Gエリア展開の考え方
3.4 New Radio法
4 5Gの技術(詳細編)
4.1 Massive MIMO
4.2 インフラシェアリング
4.3 ネットワークスライシング
4.4 ネットワーク仮想化
4.5 エッジコンピューティング
4.6 Non Stand Alone(NSA)とStand Alone(SA)
5 標準化活動の動向
5.1 標準化活動の意義
5.2 ITU-R
5.3 3GPP
6 日本で制度化されたローカル5G
6.1 自営システムの必要性
6.2 ローカル5G制度の概要
6.3 課題とビジネス化のポイント
7 5Gにおける周波数共用の検討状況
7.1 周波数共用の必要性
7.2 ダイナミック周波数共用
7.3 海外の状況
8 5G実証試験の取り組み
8.1 自動運転支援
8.2 スマートオフィス
9 6G(Beyond 5G)の動向
9.1 世界における検討状況
9.2 日本における検討状況
10 まとめ