香りの評価と再現性の向上、VR応用【Live配信セミナー】

60,500 円(税込)

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開催日 10:15 ~ 16:40 
締めきりました
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 感性工学   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)
開催エリア 全国
開催場所 ZOOMを利用したLive配信※会場での講義は行いません

ヒトが香りを感じる仕組み、有効性の評価手法、
嗅覚ディスプレイの開発動向について解説!

セミナー講師

1.東京大学 大学院農学生命科学研究科 特任准教授 博士(理学)新村 芳人 氏
2.(株)花王 栃木研究所 主席研究員 矢田 幸博 氏
3.大阪大学 大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻 助教 松倉 悠 氏

セミナー受講料

1名につき60,500円(税込・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
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セミナープログラム

<10:15〜12:15>

1.匂いや香りを感じるメカニズム
東京大学 新村 芳人 氏  

【講座概要】
 私たちの鼻の中には、環境中の様々な匂い分子を受け取るための匂いセンサ?(嗅覚受容体)がある。私たちヒトはこの匂いセンサーを約400種類もっており、 どのセンサーに匂い分子が結合したかという組み合わせによって、脳は匂いを認識している。近年、様々な生物のゲノム配列(全遺伝情報)が解読されたことにより、それぞれの生物がどのような匂いセンサーの遺伝子をもっているかがわかってきた。 本講演では、匂いセンサーの遺伝子を解析することで見えてきた嗅覚の不思議についてお話しする。

1.匂いとは何か

2.匂いを感じるしくみ

3.匂いセンサー(嗅覚受容体)の遺伝子

4.匂いの感じ方と遺伝子の個人差

5.動物が感じる匂いの世界

6.嗅覚の進化

【質疑応答】

<13:00〜15:00>

2.香りの有効性評価法と香り評価実験を行う際の課題
(株)花王 矢田 幸博 氏  

1.香りの有効性評価法
 1−1) 生理学的な評価法1(自律神経関連、免疫関連、温熱生理関連・・・)
 1−2) 生理学的な評価法2 (末梢循環関連、大脳生理関連・・・)
 1−3) 心理学的な評価法 (気分、心地良さ、疲労感、ストレス意識・・・)
 1−4) 総合的な評価法(睡眠に関する評価、抗疲労評価、抗ストレス評価・・・)

2.香りの評価法の課題
 2−1) 香り評価実験を行う際の課題1 (被験者選定、提示方法、揮散濃度、嗜好性の有無・・・)
 2−2) 香り評価実験を行う際の課題2 (測定法の選択、データー解析・・・)
 2−3) 香り評価実験の組み立て方、実施方法、グローバル評価法

【質疑応答】

<15:10〜16:40>

3.嗅覚ディスプレイの研究動向および嗅覚系人間拡張の可能性
大阪大学 松倉 悠 氏  

【講座概要】
 バーチャルリアリティやその他の用途のために,これまでに開発された嗅覚ディスプレイ について,開発の変遷や最新動向を把握することができます。また,嗅覚の拡張という新しい取り組みに関してご説明します。

1.匂い提示の効果と目的(VRの臨場感向上,宣伝の注目度向上など)

2.既存の嗅覚ディスプレイの要素技術(匂いの発生と提示)

3.既存の嗅覚ディスプレイの紹介(Smelling Screenを含む)

4.最近の展開(HMD用,ウェアラブル)

5.嗅覚系人間拡張の取り組み(虚濃縮と実濃縮による嗅覚感度の向上)

【質疑応答】