
以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
PVAの物理化学的評価、最新の重合方法、
高機能化PVAの最前線を解説!
高強度PVAハイドロゲルの作成手法とは?
セミナープログラム
【10:30-14:15】 途中に45分の休憩あり
1.ポリビニルアルコール(PVA)の最新の重合法とその応用
静岡理工科大学 小土橋 陽平 氏
【講座の趣旨】
ポリビニルアルコール(PVA)は世界で年間約65万トン生産され、食品包装フィルムや化粧品、洗濯のりなど様々な場面で利用されている。近年、優れた重合方法や有機反応の台頭により、一次構造を制御したPVAの合成や、簡便なPVAの機能化が行えるようになってきている。その結果、センサーや薬物キャリア、抗菌フィルムなど新しいPVA材料が報告されている。本講義では、PVAの基礎から最新の重合方法、機能性PVAの最前線などについて紹介する。
1.PVAの歴史と基礎
2.PVAの重合方法
① フリーラジカル重合によるPVAの重合
② リビング重合によるPVAの重合
③ PVAの修飾
3.PVAの物理化学的な性質の評価方法
① PVAの性質評価
② PVAの生分解性評価
4.PVAの機能化
① 有機反応、重合を用いた機能化
② 複合材料による機能化
5.高機能化PVAの最前線
① デバイスとしての応用
② バイオマテリアルとしての応用
③ その他の応用
6.まとめ
【質疑応答】
【14:30-16:30】
2.ポリビニルアルコール(PVA)のゲル化とその応用
北陸先端科学技術大学院大学 松村和明 氏
【講座の趣旨】
ポリビニルアルコール(PVA)のゲル化挙動とその医療応用について解説する。 PVAゲルは古くから研究されてきており、生体材料としての用途が期待される。いくつかあるゲルの作成手法とそのゲルの特徴を概説し、 新たに開発した高強度ゲルのゲル化機構とその手法および応用について解説する。
1.PVAの構造とその特徴
2.PVAハイドロゲルの作成手法
2.1 凍結融解法
2.2 低温結晶化法
2.3 キャスト法
2.4 ホットプレス法
3.高強度PVAハイドロゲルの作成法とその構造
3.1 低温結晶化法による透明ハイドロゲル
3.2 ホットプレス法による透明ハイドロゲル
3.3 PVAハイドロゲルの構造
4.PVAハイドロゲルの応用
4.1 人工関節軟骨への応用
4.2 人工血管への取り組み
4.3 その他の医療応用
【質疑応答】
セミナー講師
1.静岡理工科大学 理工学部 物質生命科学科 准教授 小土橋 陽平 氏
2.北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 准教授 松村和明 氏
セミナー受講料
1名につき 55,000円(税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
- パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー配布資料は印刷物を郵送、またはPDFファイルを送付いたします。
- 当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
- 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
受講料
55,000円(税込)/人
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
RO膜(逆浸透膜)とは?RO膜による水処理の仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説
【目次】 水は私たちの生活に欠かせない資源であり、その水質は健康や環境に大きな影響を与えます。近年、世界中で水資源の不足... -
-
PFAS(ピーファス)を分かりやすく解説!有機フッ素化合物の基礎知識
【目次】 PFAS(ピーファス)という言葉を耳にしたことはありますか?PFASは「パーフルオロアルキル物質」の略で、主に有機フッ素化... -
プラスチック分解微生物とは?求められる背景や仕組みについて解説
プラスチックは私たちの生活に欠かせない素材ですが、その便利さの裏には深刻な環境問題が潜んでいます。毎年膨大な量のプラスチックが廃棄され、海洋や土壌に蓄...