わかりにくい光学系が初心者もやさしく理解できる講座!光学設計の基礎、レンズ設計と収差補正 ~入門~
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 光学技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】連合会館 |
交通 | 【地下鉄】小川町駅・淡路町駅・新御茶ノ水駅 【JR】御茶ノ水駅 |
5時間速習! 今こそ光学系を徹底学習!
レンズ設計、高性能化はどのようにするのか!?
設計仕様書を元に、基礎から用語や意味を図表を使い解説します
セミナー講師
新井光学システム研究所 所長 新井 保則 氏 【元・ペンタックス】
【経歴】
1975年 ペンタックス(現 リコーイメージング)入社。
光学研究部-光学研究室で17年間光学系の開発、設計に従事
1992年 新井光学システム研究所 設立して以来20年以上にわたりレンズ設計受託及びレンズ設計指導、光学技術指導
日本光学会員、光設計研究会員
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
セミナー趣旨
近年、光学製品の範囲は従来のカメラからCCD、LCD、LED、レーザーなどの電子デバイスとの組合せにより多種多様となり裾野は大きく広がってきました。また光学技術もプラスチックレンズ、非球面レンズ、最新ガラスなどの材料、加工、生産技術などの発展にともない新たな設計手法、考え方など必要になってきました。しかしながら光学技術は歴史的に光学メーカー内で発展して来たため、なかなか取り付きにくい、わかりにくい技術と言われ、かつ習得する機会も少ないものでした。
本セミナーでは光学系について初めての方にも理解しやすいように光学系の設計仕様書を元に基礎から用語や意味を図表を用いて解説いたします。レンズ設計については製品開発、光学設計の工程から、ポイントとなる収差の発生原因と補正の方法、レンズタイプの特徴と選定方法などについて直感的かつ理論的に解説いたします。
また最近の光学系は例えばCCD/CMOS画素数の増加など高性能化への要望がますます増大しております。従ってこれに対応したレンズの高性能化に対応した設計手法、考え方についても解説いたします。本講習により、レンズ設計者はもとより企画、開発、生産技術などより多くの光学系に関連する方々の日頃の疑問、問題点の解決の糸口になれば幸いです。
本セミナーでは光学系について初めての方にも理解しやすいように光学系の設計仕様書を元に基礎から用語や意味を図表を用いて解説いたします。レンズ設計については製品開発、光学設計の工程から、ポイントとなる収差の発生原因と補正の方法、レンズタイプの特徴と選定方法などについて直感的かつ理論的に解説いたします。
また最近の光学系は例えばCCD/CMOS画素数の増加など高性能化への要望がますます増大しております。従ってこれに対応したレンズの高性能化に対応した設計手法、考え方についても解説いたします。本講習により、レンズ設計者はもとより企画、開発、生産技術などより多くの光学系に関連する方々の日頃の疑問、問題点の解決の糸口になれば幸いです。
習得できる知識
光学系の基礎、用語の意味、仕様-仕様書作成のポイント、
レンズ設計の手順、収差補正方法、高性能化の方法などを学ぶことができます
セミナープログラム
Ⅰ.光学系の基礎
1.光学系の仕様項目、仕様書の例
2.基本仕様;焦点距離、Fナンバー、画角の意味と関係
3.画面サイズ、像高、設計波長
4.結像関係の基本;物体面-レンズ-像面の関係
5.光学材料;光学ガラス、光学プラスチックの種類、選択、問題点
6.非球面レンズ;種類と特性、使用上の注意点
7.入射瞳、射出瞳の意味
8.各種フィルターの挿入位置と影響、注意点
Ⅱ.レンズ設計
1.光学製品開発、レンズ設計のフロー
2.近軸結像と近軸感度
3.3次収差係数とザイデルの5収差-仕様との関係
4.球面収差の発生原因と補正
5.コマ収差、コマフレアーの発生原因と補正;トリプレット、ガウスタイプの例
6.像面湾曲と非点収差;ペッツバール和と像面湾曲関係、補正手段、像面のバランス
7.歪曲収差;レンズ図から見る発生原因、TV-DISTORTIONと光学歪曲収差
8.色収差;色収差補正、超色消しの考え方-各種硝材組合せと色収差の例
Ⅲ.レンズの高性能化手法
1.サイズ、枚数;手軽で減感可能なレンズ分割の考え方
2.非球面の利用;補正可能な収差と非球面の位置、注意点
3.最新の光学材料の利用;超高屈折率硝材、超低分散硝材、高屈折率-異常分散硝材
4.フォーカシング方式の工夫;各種のフローティング方式
□質疑応答・名刺交換□
1.光学系の仕様項目、仕様書の例
2.基本仕様;焦点距離、Fナンバー、画角の意味と関係
3.画面サイズ、像高、設計波長
4.結像関係の基本;物体面-レンズ-像面の関係
5.光学材料;光学ガラス、光学プラスチックの種類、選択、問題点
6.非球面レンズ;種類と特性、使用上の注意点
7.入射瞳、射出瞳の意味
8.各種フィルターの挿入位置と影響、注意点
Ⅱ.レンズ設計
1.光学製品開発、レンズ設計のフロー
2.近軸結像と近軸感度
3.3次収差係数とザイデルの5収差-仕様との関係
4.球面収差の発生原因と補正
5.コマ収差、コマフレアーの発生原因と補正;トリプレット、ガウスタイプの例
6.像面湾曲と非点収差;ペッツバール和と像面湾曲関係、補正手段、像面のバランス
7.歪曲収差;レンズ図から見る発生原因、TV-DISTORTIONと光学歪曲収差
8.色収差;色収差補正、超色消しの考え方-各種硝材組合せと色収差の例
Ⅲ.レンズの高性能化手法
1.サイズ、枚数;手軽で減感可能なレンズ分割の考え方
2.非球面の利用;補正可能な収差と非球面の位置、注意点
3.最新の光学材料の利用;超高屈折率硝材、超低分散硝材、高屈折率-異常分散硝材
4.フォーカシング方式の工夫;各種のフローティング方式
□質疑応答・名刺交換□