以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
触り心地/テクスチャーの知覚メカニズム・評価技術と商品開発
手触り感・触覚認知のメカニズムと触感評価ノウハウおよび材料・商品開発への落とし込み
商品開発のための感性・官能評価用アンケート設計と物性値への落とし込み
化粧品におけるパッケージのデザインおよび容器設計のポイント~容器素材の選定、容器の保証、よくあるクレーム・トラブル事例と対策~<会場開催セミナー>
プラスチックの力学特性と評価方法および複合化による改善手法
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)~基礎から最新動向まで~
最先端半導体分野から化粧品・生体適合材・食材などの高付加価値素材の創出:超臨界二酸化炭素(CO2)の工業的活用~基礎から応用技術の実際まで~何ができ、何が必要か?<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>
繊維リサイクルの最新動向と課題・今後の方向性~繊維製品のサーキュラーエコノミー~
触感の定量評価とその事例
開催日 |
10:30 ~ 17:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 繊維・炭素系素材技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | [東京・五反田]技術情報協会セミナールーム |
★ 『触感の良し悪し』と『素材の弾性、塑性、摩擦、表面粗さ』の関係とは?
触感を物理的特性で表せば、ユーザーが好む製品の開発にぐっと近づく!!
受講料
1名につき 55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕
【10:30-12:30】
1.布の触感(風合い)の客観評価法とその応用
カトーテック(株) 技術顧問 工学博士 松平 光男 氏
【専門】テキスタイル科学
【活躍】テキスタイル風合い研究所代表、日本繊維機械学会フェロー。
【習得できる知識】 布の触感、すなわち風合い(手触り、肌触り)について、KESシステムを用いた客観評価法の方法および原理
1.風合いとは
1.1 風合いの定義
1.2 風合い計測の歴史(世界および日本)
1.3 基本風合いの定義(風合い計量と規格化研究委員会)
2.布の基本力学特性とKESシステム
2.1 引っ張り特性
2.2 曲げ特性
2.3 せん断特性
2.4 圧縮特性
2.5 表面特性
3.風合いの主観評価法(風合い計量と規格化研究委員会)
4.風合いの客観評価法
4.1 風合い客観評価システム
4.2 風合い、総合風合い客観評価式
5.風合い客観評価法の応用
5.1 高品質な紳士用スーツ地
5.2 ポリエステル織物の絹織物への接近
5.3 ポリエステルの仕上げ段階での風合い変化
5.4 ポリエスエルの減量加工による風合い変化
6.他のテキスタイル材料の風合い客観評価
7.世界における他の研究者による風合い研究
【質疑応答】
【13:15-15:15】
2.センサによる柔らかさ計測と質感、食感の見える化
京都工芸繊維大学 繊維科学センター長, 繊維学系 教授 佐久間 淳 氏
1.「柔」と「軟」 の 違い と 数値化
2.「やわらかさ」の数理表現と触感・食感
3.「やわらかさ」の物理的な分析
−やわらかさについて測定すべき諸特性−
4.接触理論によるヤング率の評価
5.リアルタイムでの数値化技術
【質疑応答】
【15:30-17:00】
3.食感の測定・解析法とその具体例
(株)山電 専務取締役 渡邊 洋一 氏
1.食品の食感測定と、化粧品・化学材料の触感測定についての、解析法
2.測定と解析についての考え方(工業製品の材料試験との違い)
3.サンプル形状とプランジャーの関係
4.測定試料は必ず同じ大きさでなくてはならないかについての検討例
5.測定例解析例のご紹介
6.介護食(えん下困難者用食品・ユニバーサルデザインフード・嚥下食ピラミッドなど)の基準と測定法および判定について
7.2軸クリープメータでの測定例・食品の表面物性とずりについて
(麺のツルツル感や舌触り・食塊などの喉越し測定、髪の毛の摩擦・クリームの擦り試験など)
【質疑応答】