【中止】固体材料における熱膨張制御の基礎と負熱膨張材料
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 複合材料・界面技術 応用物理一般 機械技術一般 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
固体材料の熱膨張制御を行うために必要な基礎知識について解説!
近年、求められている負熱膨張性微粒子など最新研究にも詳説
熱膨張に関する測定について、例題を交えて解説しますのでより実務的な形で学べます!
セミナー講師
名古屋大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻 教授 竹中 康司 氏
略歴
1991年 京都大学 理学部卒業
1996年 東京大学 大学院 工学系研究科修了 博士(工学)
1996年 名古屋大学 大学院 理学研究科 物質理学専攻 助手
2003年 理化学研究所 研究員
2007年 名古屋大学 大学院 工学研究科 結晶材料工学専攻 准教授
2013年 現職
所属学会
日本物理学会、日本金属学会
略歴
1991年 京都大学 理学部卒業
1996年 東京大学 大学院 工学系研究科修了 博士(工学)
1996年 名古屋大学 大学院 理学研究科 物質理学専攻 助手
2003年 理化学研究所 研究員
2007年 名古屋大学 大学院 工学研究科 結晶材料工学専攻 准教授
2013年 現職
所属学会
日本物理学会、日本金属学会
セミナー受講料
44,000円( S&T会員受講料41,800円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 44,000円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額22,000円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
セミナー趣旨
固体材料の熱膨張制御を行う際に必要となる材料学的基礎を修得します。無機固体を中心に、固体の成り立ちや熱膨張をはじめとする物理的性質、熱膨張の評価法を解説します。
金属や樹脂など様々な材料の熱膨張を制御する目的で、「温めると縮む」負熱膨張材料を熱膨張抑制剤として含有する複合材料が検討されています。この負熱膨張材料については、近年進展がめざましく、従来材料の数倍から十倍大きな負熱膨張を示す新規材料も見つかっています。これら負熱膨張材料について、その材料群とメカニズムを詳しく紹介します。また、これら負熱膨張材料を熱膨張抑制剤として含有する熱膨張可変複合材料について、実例をもとに、材料設計に必要な複合則や複合化で実現される機能、今後の課題などを解説します。特に、最近強く要求されている局所領域の熱膨張制御に求められる負熱膨張性微粒子に関する最新の話題を紹介します。
本セミナーは、様々な例題に加え、歪ゲージ法による熱膨張測定の実際を、エクセル・ファイルを用いて学ぶことを通じて、実践的な知識も身につくよう配慮されています。
金属や樹脂など様々な材料の熱膨張を制御する目的で、「温めると縮む」負熱膨張材料を熱膨張抑制剤として含有する複合材料が検討されています。この負熱膨張材料については、近年進展がめざましく、従来材料の数倍から十倍大きな負熱膨張を示す新規材料も見つかっています。これら負熱膨張材料について、その材料群とメカニズムを詳しく紹介します。また、これら負熱膨張材料を熱膨張抑制剤として含有する熱膨張可変複合材料について、実例をもとに、材料設計に必要な複合則や複合化で実現される機能、今後の課題などを解説します。特に、最近強く要求されている局所領域の熱膨張制御に求められる負熱膨張性微粒子に関する最新の話題を紹介します。
本セミナーは、様々な例題に加え、歪ゲージ法による熱膨張測定の実際を、エクセル・ファイルを用いて学ぶことを通じて、実践的な知識も身につくよう配慮されています。
受講対象・レベル
・材料開発やデバイス開発の現場で熱膨張評価や制御の必要を感じているが経験のない方
・熱膨張に関する材料学・物理学的な基礎知識を再確認したい方
・負熱膨張材料について興味のある方
習得できる知識
・固体材料の物理的性質
・負熱膨張の機構と材料
・固体材料の熱膨張評価手法
・複合材料の熱膨張設計・解析法
・負熱膨張材料を含有する複合材料の合成法
・負熱膨張性微粒子による局所領域の熱膨張制御
セミナープログラム
1. 固体の熱膨張
1-1 固体の成り立ちと物理的性質
1.1.(a) 結晶とその電子状態
1.1.(b) 固体の物理的性質
1-2 格子振動と熱膨張
1.2.(a) 結晶における格子振動
1.2.(b) 熱膨張の起源
1.2.(c) 熱膨張の評価
2. 負の熱膨張:その機構と材料
2-1従来型負熱膨張:共有結合性固体
2.1.(a) 異方的酸化物
2.1.(b) フレキシブル・ネットワーク
2-2 相転移型負熱膨張
2.2.(a) 電荷移動転移
2.2.(b) 強誘電転移
2.2.(c) 磁気転移
2.2.(d) 金属絶縁体転移
2-3 材料組織効果
2.3.(a) Ca2RuO4: セラミック体における材料組織効果の再認識
2.3.(b) β-Cu1.8Zn0.2V2O7
3. 固体材料の熱膨張制御
3-1 複合材料の熱膨張
3.1.(a) 熱膨張制御の重要性
3.1.(b) 熱膨張評価式
3-2 負熱膨張材料による熱膨張制御
3.2.(a) 複合材料における熱膨張制御の実例
3.2.(b) マンガン窒化物
3.2.(c) ルテニウム酸化物
3-3 負熱膨張性微粒子による局所領域制御
3.3.(a) 求められる負熱膨張性微粒子
3.3.(b) マンガン窒化物
3.3.(c) バナジウム酸化物
3.4.(d) 負熱膨張性微粒子による電子デバイスのサーマル・マネジメント
□質疑応答・名刺交換□
1-1 固体の成り立ちと物理的性質
1.1.(a) 結晶とその電子状態
1.1.(b) 固体の物理的性質
1-2 格子振動と熱膨張
1.2.(a) 結晶における格子振動
1.2.(b) 熱膨張の起源
1.2.(c) 熱膨張の評価
2. 負の熱膨張:その機構と材料
2-1従来型負熱膨張:共有結合性固体
2.1.(a) 異方的酸化物
2.1.(b) フレキシブル・ネットワーク
2-2 相転移型負熱膨張
2.2.(a) 電荷移動転移
2.2.(b) 強誘電転移
2.2.(c) 磁気転移
2.2.(d) 金属絶縁体転移
2-3 材料組織効果
2.3.(a) Ca2RuO4: セラミック体における材料組織効果の再認識
2.3.(b) β-Cu1.8Zn0.2V2O7
3. 固体材料の熱膨張制御
3-1 複合材料の熱膨張
3.1.(a) 熱膨張制御の重要性
3.1.(b) 熱膨張評価式
3-2 負熱膨張材料による熱膨張制御
3.2.(a) 複合材料における熱膨張制御の実例
3.2.(b) マンガン窒化物
3.2.(c) ルテニウム酸化物
3-3 負熱膨張性微粒子による局所領域制御
3.3.(a) 求められる負熱膨張性微粒子
3.3.(b) マンガン窒化物
3.3.(c) バナジウム酸化物
3.4.(d) 負熱膨張性微粒子による電子デバイスのサーマル・マネジメント
□質疑応答・名刺交換□