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※都合により7/28に延期となりました。
高分子架橋の種類、反応機構から
架橋構造・反応挙動の解析テクニックまでじっくり解説!
セミナープログラム
【10:00-13:45】
1.架橋高分子の基礎 〜反応・構造・評価〜
三重大学大学院 久保 雅敬 氏
【講座趣旨】
架橋高分子はイオン交換樹脂やヒドロゲルなど、広範囲な分野で使用されている機能性高分子材料である。本講座では、高分子網目構造を形成するためのさまざまな架橋反応を紹介し、架橋反応と得られる架橋構造について解説する。また、架橋形成反応に関する最近の話題についても言及する。
【プログラム】
1.架橋高分子について
2.架橋反応の分類
2-1 高分子の架橋反応
1) 化学的架橋
2) 物理的架橋
3.縮合系架橋高分子
3-1 フェノール樹脂
3-2 エポキシ樹脂
3-3 アルキド樹脂
4.ウレタン樹脂
5.付加系架橋高分子
5-1 ビニルエステル樹脂
5-2 不飽和ポリエステル樹脂
6.エポキシ樹脂
7.相互進入網目ポリマー
8.シリコーン樹脂
9.付加反応タイプ
10.ラジカル反応タイプ
11.SiO2架橋タイプ
12.架橋ビニルポリマー
13.ヒドロゲル
14.高吸水性高分子(SAP)
15.スマートゲル(インテリジェントゲル)
16.架橋高分子の最近の話題
16-1 自己修復材料
16-2 可動性架橋高分子
16-3 可逆的な架橋と自己修復
16-4 動的結合を利用
【質疑応答】
【14:00-17:00】
2.熱分析・動的粘弾性測定による高分子の架橋反応測定
(株)日立ハイテクサイエンス 大久保 信明 氏
【講座趣旨】
高分子材料の架橋反応の測定・解析に利用されている熱分析法として、DSC(示差走査熱量測定)、TMA(熱機械分析)及びDMA(動的粘弾性測定)による、架橋反応挙動の測定や、架橋高分子の分析 ・評価等、熱分析・粘弾性測定による高分子架橋の分析事例を紹介します。
【プログラム】
1.熱分析,動的粘弾性測定の概要
1-1 熱分析の定義
1-2 熱分析の種類
1-3 熱分析データの概念
2.DSCの原理と応用
2-1 DTA・DSCの概要
2-2 ゴムの加硫反応
2-3 加硫ゴムのガラス転移測定
2-4 エポキシ樹脂の硬化反応
2-5 エポキシ樹脂の比熱容量測定
3.TMAの原理と応用
3-1 TMAの概要
3-2 BT樹脂の熱膨張率とガラス転移温度測定
3-3 エポキシ樹脂塗膜の軟化温度測定
4.DMAの原理と応用
4-1 DMAの概要
4-2 エポキシ樹脂の硬化挙動
4-3 BT樹脂の粘弾性特性
4-4 炭素繊維強化エポキシ樹脂の粘弾性測定
4-5 加硫ゴム架橋密度と粘弾性特性
4-6 弾性率から架橋密度を求める近似式
【質疑応答】
セミナー講師
1.三重大学 大学院 地域イノベーション学研究科 教授 久保 雅敬 氏
2.(株)日立ハイテクサイエンス アプリケーション開発センタ 主任 大久保 信明 氏
セミナー受講料
1名につき 55,000円(消費税抜、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
- 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
受講料
60,500円(税込)/人
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