ピンチをチャンスに変えるアイディアを模索する

1. 自粛ムード漂う経済環境

 2020年3月、新型コロナウイルスの感染が拡大し、鉄道各社によるマスクと咳エチケットの呼び掛けが随時車内アナウンスされ、企業においては業務の一部についてテレワークへの切り替えがなされたり、外出や出張を禁止する例が増えてきました。その他にも行楽施設の閉園、イベント・講演の中止も目立っています。

 このように公私とも不自由な状況を迫られ、またウィルスがいつ終息するのか分からないという不安を抱えていると、経済はもちろん、人そのものの元気がなくなってきてはいませんか?

2. ピンチの状況で何をするか

 2011年の東日本大震災の後、様々な企業が自然災害発生時の予知や発生後の早期復帰を目的とした新技術・新商品をリリースしました。

 そのころの展示会はパンデミックに陥った際の安否確認情報システムや現場復旧ロボットで溢れかえっていたことを今でも記憶しています。

 今回のケースにおいても、更に進化したテレワークシステムや感染予防商品、感染経路の早期確定システムなどがリリースされるでしょう。

 もし、あなたの会社がテレワークを推奨したり、時短出勤などの措置が取られることになったとしたら、この機会を新しい商品アイディアの時間として使ってみてはいかがでしょうか?

 

3. アイディア発想のチャンスは今

 ご存知の通り、人は忘れる生き物です。

 自身や家族など近しい人が被害に遭わないケースでは、徐々に今回の不安や不便な生活を忘れてしまうでしょう。

 昨今の新商品の開発では、ペルソナ設定を活用するケースが多いようですが、今回の新型コロナウィルス状況下におかれる自分自身、もしくは近しい家族をペルソナとして設定し、現在の不満・不便を題材に課題解決するアイディアを創造してみてください。可能であればその先の自社商品のラインナップとして膨らませることで、新たなビジネスが発掘される可能性がいつも以上に高まるでしょう。(ペルソナとは「ユーザー情報の表現」...

の一つ)

 なぜなら、リアルな体験をしている真っ只中のペルソナを元にするからです。

 当然、誰しも起こってほしくない状況について想像を働かせることは、正直やりたくないものです。今回のような不安が煽られるケースについて当事者意識を持つこと自体、精神的に参ってしまうこともあります。

 過去は変えられないので、状況を悲観するだけではなく、何かに役立てないかと考えるきっかけと捉えることも、また新たな気づきを促してくれます。

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