「経営のための多変量解析法」本田正久/島田一明 著

投稿日 2013/06/19

多変量解析とは、多数の測定データを統計的に分析し、その背後にある
現象を知る事ですから、工業データの分析に有用な手法であるだけでなく、
社会科学の分野にも応用が可能です。
例えば購買行動、世論調査、需要予測、経営診断、財務分析などです。
PC能力の向上により、昔は煩雑だった多変量計算自体は誰でも可能となり、
問題の本質、手法の概念と分析結果の判断方法さえ理解すれば、文系人間でも
扱えるようになっています。
本書では、数理的解説を極力省略し、上記の応用中心に記述していますので
「経営の為に」使ってみようという方にお勧めです。