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書評

「P2M入門」小原重信著

カスタマーレビュー
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「P2M入門」小原重信著
投稿日 2014/10/09

本書は、P2M作成時の中心人物である小原重信氏自らが、P2M初学者に対して分かりやすく解説した書籍です。

第1章では、先生と学生のQ&A形式で、プロジェクトマネジメントの全体像を示し、第2章ではセミナー旅行という身近なプロジェクトを事例に、プロジェクトマネジメントの実践をシミュレーションします。扱われるツールは他の標準と差がありません。

第3章ではP2Mの特徴である「プログラムマネジメント」を説明し、経営戦略思考の重要性を紹介します。

第4章はプログラムマネジメントの成功事例として「S社」が扱われていますが、これはまさに昨日私の「ものづくり経営論」で扱ったセーレンです。繊維産業という構造不況業種にあって、いまだに成長しているS社は低迷する企業経営者に是非とも参考にしてほしい事例ですが、川田社長が改革に着手したのは今から30年前ですから完全に後付けの説明です(^^;)まあ、これを倣って改革できるなら、それで良しとしましょう。