「技術経営の考え方」出川通著

投稿日 2015/09/17

本書は、大企業の社内ベンチャー立ち上げと事業化を運営した著者が、その経験をもとに成功した点、反省点を具体的に挙げながら後進の技術者に向けて書き記したものです。

米国と日本、大企業ベンチャーと独立ベンチャーといった対比から、死の谷や魔の川を超える方法を議論します。

系統だったテキストというよりは、体験小説といった形態で書かれており、すいすいと読み進めるにもかかわらず、重要ポイントは的確な図表で整理されているため、結果的には技術開発系ベンチャーの経営者お役立ちの参考書になっています。

企業内で新規開発案件を任されそうなあなたにおススメの一冊です。