「TOC革命」稲垣公夫著

投稿日 2011/11/02

米国で大反響を受けた「ザ・ゴール」は、17年も
の間邦訳が出ませんでした。その間、日本でのTOC認知度を上げていた
のが'97年に発行されたこの書で、「米国製造業復活の秘密兵器」という副
題がその背景を物語ります。
前半は「ゴール」と同じ小説形式で、製造に困った主人公がTOCに出会
い管理方法を改善していきます。登場人物の心理描写などはゴールドラッ
ト博士の方が一枚上ですが、舞台が日本であるだけに臨場感は高いものが
あります。
後半は「思考プロセス」を含む理論解説や活用ノウハウも掲載されており、
小説で煙に巻かれたともいえる「ゴール」より、むしろ強い納得感があり
お薦めです。