【中止】晶析および細胞培養プロセスの数学モデルの基礎〜医薬品開発における速度論の導入〜
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学反応・プロセス 再生医療等製品技術 CAE/シミュレーション |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】中央大学駿河台記念館 |
交通 | 【JR】御茶ノ水駅 【地下鉄】新御茶ノ水駅・小川町駅・淡路町駅 |
「晶析への理解を深めたい!」
「細胞培養への理解を深めたい!」
「医薬品の開発プロセスに携わっている!」
数学モデルで記述する方法を知ることで、
将来の予測などが可能になります!!
講師
株式会社K&J 代表取締役 博士(工学) 小針 昌則 先生
講師紹介
■経歴
1987年 3月 北海道大学工学部衛生工学科卒業
1989年 3月 北海道大学大学院大学工学研究科修士課程衛生工学専攻修了
1989年 4月 株式会社日立製作所入社
1996年11月 株式会社西原環境衛生研究所入社
2002年 8月 日揮株式会社入社
2009年9月 早稲田大学大学院理工学研究科応用化学専攻博士後期課程入学
2012年 3月 早稲田大学大学院理工学研究科応用化学専攻博士後期課程修了
2012年 3月 博士(工学・早稲田大学)
2015年 3月 日揮株式会社退職
2016年 1月 株式会社K&J設立
■専門および得意な分野・研究
晶析プロセスの数値解析、活性汚泥モデル&培養プロセスの数値解析、
晶析槽のモデル予測制御システム、監視制御制御システム構築
受講料
1名43,000円 + 税、(資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき33,000円 + 税
※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■講座のポイント
スピード化が求められる医薬品の開発には、晶析プロセスや細胞培養プロセスがあり、
これらを数学的に記述することで将来の挙動を予測することが可能となります。
本講座では、晶析や細胞培養を数学の視点から統一的に取り扱い、
これら二つのプロセスを同時に理解することを目指します。晶析モデルと細胞培養モデルは
各々異なった数学モデルとなりますが、数式のカテゴリーでは同じであり、
その解き方は一緒です。晶析では、冷却晶析・貧溶媒晶析の定式化とその解法について解説し、
細胞培養ではPetersen Matrixをベースとした化学量論と速度式のモデル構築例を示します。
市販ソフトウェアを導入したが、使いこなせない、動作原理を知りたいなど、
晶析・細胞培養シミュレーションを効率よく導入したいエンジニア、研究者を対象とします。
※本セミナーにご参加頂いた方には、特典として書籍「晶析工学」を贈呈致します。
「本テーマ関連法規・ガイドラインなど」に書籍の詳細を記載
■受講後、習得できること
・冷却晶析・貧溶媒晶析数学モデルと細胞培養数学モデルの理解
・晶析シミュレーションと細胞培養シミュレーションの実施
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・晶析工学 久保田徳昭(編著)/平沢 泉(著)/小針昌則(著)東京電機大学出版局、A5判 256頁 3,000円+税 ISBN 978-4-501-63010-2 C3058
・活性汚泥モデル―ASM1,ASM2,ASM2D,ASM3 単行本― 2005/1/31
国際水協会・生物学的廃水処理の設計および運転を支援するための
数学モデルに関するタスクグループ (編集), 味埜 俊 (監修, 翻訳)
■講演中のキーワード
・晶析
・バイオ医薬品、抗体医薬
・細胞培養
・数値計算、シミュレーション
セミナー内容
1.晶析
1-1.晶析とは
1-2.晶析プロセスと数式モデル
・晶析プロセスにおける保存則と速度式
・ポピュレーションバランス式、マスバランス式
1-3.微分方程式の解法(晶析、細胞培養共通)
1-4.モーメント法・有限差分法
1-5.晶析シミュレーション例
・冷却晶析/貧溶媒晶析/結晶多形
2. 細胞培養
2-1. バイオ医薬品とは
2-2.細胞培養プロセスと数学モデル
・Petersen Matrix
・細胞培養プロセスにおける化学量論と速度式
2-3.細胞培養特有の考え方
・スイッチング関数
・Michaelis-Menten式/Monod式
2-4.細胞培養シミュレーション例
・大腸菌培養/Chinese Hamster Ovary細胞培養
質疑応答