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医療機器のEMC規格(IEC60601-1-2:2014(第4版))の概説と適合のポイント、およびEMC設計の基礎
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 医療機器・医療材料技術 電気、電子製品 安全規格 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【北区】北とぴあ |
交通 | 【JR・地下鉄】王子駅 【都電】王子駅前 |
医療機器におけるEMC規格適合のポイントとは?
各種試験の概要について
EMC設計のテクニックについても解説致します!
セミナー講師
株式会社イー・オータマ テクニカルアドバイザー 佐藤 智典 先生
1987年より15年間、計測器メーカーにおいて電子技術者/ソフトウェア技術者として計測器の開発に従事。
2002年より株式会社イー・オータマに勤務し、EMC、製品安全等の分野でのコンサルティングなどを行なっている。
現在、同社の技術管理責任者も務める。
■専門・得意分野
電子機器のEMC、及び製品安全
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー趣旨
IEC 60601-1-2、あるいは欧州の EN 60601-1-2、日本の JIS T 0601-1-2 のような IEC 60601-1-2 に基づく規格への適合が、医療機器を市場に出すための最低限の要求の1つとなっています。IEC 60601-1-2 は 2014年に第4版が発行されましたが、この版はリスク・マネジメントに基づくものとなっており、適切な対応のためには従来とは異なるアプローチが必要となっています。
この第4版への移行は既に世界的に進んでおり、原則として、日本でも2023年2月以降はこの版に基づく JIS T 0601-1-2:2018 への適合が必要となります。
このセミナの前半ではこの IEC 60601-1-2:2014 (第4版) についてその要求へのリスク・マネジメントの関わりなどを含めて概説しますが、これは、特にこの規格にあまり馴染みのない方にとって、その規格を理解して適切に対応する助けになるものと期待します。
また、セミナー後半では、主に設計者向けに、電子機器 (医療機器に限らない) を EMC の問題を起こしにくくするための基本的な設計テクニックを解説します。
習得できる知識
IEC 60601-1-2:2014 (EN 60601-1-2:2015, JIS T 0601-1-2:2018) の要求事項の概要
IEC 60601-1-2 で参照されている試験法の概要
電子機器の基本的なEMC設計テクニック
セミナープログラム
1. IEC 60601-1-2:2014 (第4版)
1.1 概要
o 適用範囲
o IEC 60601-1-2 とリスク・マネジメント
o 適合性評価
1.2 電磁妨害試験
o 試験時の構成
o 試験時の電源電圧と電源周波数
o エミッション要求
o イミュニティ要求
o 主な試験の方法
1.3 マーキングや添付文書への記載
1.4 リスク・アセスメントの手法の例
1.5 試験計画書 (テスト ・プラン)
2. 基本的なEMC設計テクニック
2.1 基礎
2.1.1 EMC問題を起こしやすい回路
2.1.2 ノイズの放射や侵入とその低減
2.2 EMC 設計/対策の基本的な手法
2.2.1 ケーブルからの放射の抑制
2.2.2 筐体からの放射の抑制
2.2.3 プリント板の見直し
2.2.4 フィルタの適用など
2.2.5 イミュニティ問題への対処
2.3. EMC問題へのアプローチ