省エネ蒸留技術の総合知識と最新動向

48,600 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 生産工学   化学技術
開催エリア 東京都
開催場所 【千代田区】連合会館
交通 【地下鉄】小川町駅・淡路町駅・新御茶ノ水駅 【JR】御茶ノ水駅

工業プロセスにおいて重要な工程である「蒸留技術」について基礎からトラブルの対応策まで身につける!

日本で初めて省エネルギー装置の商業化に成功した「SUPERHIDIC」を開発した講師がわかりやすく解説します。

セミナー講師

東洋エンジニアリング(株)  事業開発本部 環境・エネルギーマネジメント推進部
部長 若林 敏祐 氏 

受講料

48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)

S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件 1名分無料適用条件 ※2名様ともS&T会員登録が必須です。 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。 ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。 ※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。 ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。  (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。) ※他の割引は併用できません。 2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額 の24,300円)

セミナー趣旨

 蒸留分離は、産業界では依然として分離操作の中心的な存在であるが、大学における研究は盛んとはいえず、知識の空洞化が懸念されている。世界的に省エネルギー化やGHGs排出削減が叫ばれるなか、蒸留操作が担う責任は極めて重い。
本講義では蒸留技術の基礎理論をおさらいし、実践的な設計やトラブルシューティング、省エネルギー技術について解説する。省エネルギープロセスについては、講師が開発し商業初号機が稼動し、多くの学協会で受賞した究極の省エネルギー装置“SUPERHIDIC”における実際の運転状況を盛り込みながら解説する。

セミナー講演内容

1.蒸留の基礎理論
 1.1 蒸留が何故いまでも重要なのか
 1.2 蒸留の原理~なぜ蒸留が広く利用されるのか~
 1.3 蒸留塔の構造

2.蒸留プロセスの設計
 2.1 塔内部品ハイドロリクス
 2.2 塔内部品選定 ~トレイ or 充填物~
 2.3 蒸留プロセスの図解法
  (1) McCabe-Thiele法
  (2) Ponchon-Savarit法
 2.4 三角線図を用いた分離計画
  (1) Residue Curve Map
  (2) Distillation Boundary Diagram
  (3) 蒸留分離計画

3.運転解析とトラブルシューティング
 3.1 運転データと解析アプローチ
 3.2 運転トラブルと対応例
  (1) マランゴニーフォーム
  (2) ロスフォーム
  (3) 固形物析出

4.省エネルギー蒸留プロセス
 4.1 ペトリューク塔・Divided Wall Column
 4.2 改良形ペトリューク塔
 4.3 塔頂ガス再圧縮型蒸留塔
 4.4 SUPERHIDIC vs 従来型HiDiC(内部熱交換型蒸留塔)
 4.5 SUPERHIDIC vs 自己熱再生塔
   ~なぜ「SUPERHIDIC」の方が「自己熱再生塔」よりも優れているのか~
 4.6 「SUPERHIDIC」の商業運転

  □質疑応答・名刺交換□